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簿記2級

簿記2級は独学でも受けられる。3級から進む順番と勉強時間の目安(3級の知識ありで150〜350時間)【公式データと講座各社の目安】

資格の虎編集部・公開 2026/11/03

簿記2級資格の虎

簿記2級は独学でも受けられる

日本商工会議所の発表から

  • 結論: 独学でも受けられる。3級の範囲から順に進むのが近道
  • 簿記2級の基本
  • 合格率

この記事の結論

ネット試験の合格率(2025年度)

32.9%

統一試験の合格率(第173回)

15.1%

勉強時間の目安(3級の知識あり)

150〜350時間

合格率は日本商工会議所の発表。勉強時間はユーキャン・TACの公開ページの目安をまとめたもの

  • 受験資格はなく、3級に受かっていなくても2級から受けられる。合否は70%以上取れたかで決まる。
  • 勉強時間の目安は、3級の知識がある人で150〜350時間ほど。簿記を初めて学ぶなら300〜500時間ほどとされ、3級の範囲から順に進むほうが時間の見通しを立てやすい。
  • 2027年2月28日の統一試験までは、11月4日に始めると116日。250時間なら1日約2.2時間(当サイトの計算)。ネット試験なら受ける日を後ろにずらせる。
簿記2級難易度3.8合格率 15.1%次の試験 2026年11月15日まとめを見る ›

1. 結論: 独学でも受けられる。3級の範囲から順に進むのが近道

簿記2級は受験資格がなく、3級に受かっていなくても受けられます。講座を受けることも条件ではなく、合否は70%以上の点数を取れたかだけで決まります。

ただ、2級は3級の内容(お店の取引の記録のしかた)をもとに、工場で使う「工業簿記」まで広がります。講座各社の勉強時間の目安も、3級の知識があるかどうかで大きく変わります。簿記を初めて学ぶなら、3級の範囲から順に進むと、どこでつまずいているかが分かりやすくなります。

2. 簿記2級の基本

項目内容
主催日本商工会議所・各地の商工会議所
受験資格なし(誰でも受けられる)
試験科目商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)。5題以内
試験時間90分
合格基準70%以上
受け方統一試験(年3回:6月・11月・2月)と、ネット試験(会場が決めた日に随時)
受験料5,500円(ネット試験はインターネット申込で事務手数料550円)

統一試験とネット試験は、試験の中身と合格の扱いが同じです。ネット試験は終わってすぐ結果が出ます。

3. 合格率

日本商工会議所の発表では、合格率は次のとおりです。

統一試験 第171回(2025年11月16日)

受験者
6,332人
合格率
23.6%

統一試験 第172回(2026年2月22日)

受験者
6,038人
合格率
15.1%

統一試験 第173回(2026年6月14日)

受験者
4,821人
合格率
15.1%

ネット試験 2025年度(2025年4月〜2026年3月)

受験者
141,072人
合格率
32.9%

統一試験は回によって合格率が大きく上下します(2023年11月の第165回は11.9%、2024年11月の第168回は28.8%)。

4. 独学だとどのくらい時間がかかるか

勉強時間に公式の数字はありません。講座各社が公開している目安は次のとおりです(2026年11月3日時点で当サイトがまとめたもの)。

ユーキャン

3級の知識がある人
独学250〜350時間、通信講座150〜250時間
簿記を初めて学ぶ人
350〜500時間

TAC(独学コラム)

3級の知識がある人
3級合格者で250〜350時間
簿記を初めて学ぶ人
400〜500時間

TAC(勉強時間コラム)

3級の知識がある人
200〜250時間程度(講座なら150〜250時間)
簿記を初めて学ぶ人
独学で300〜350時間程度

どのサイトも、独学は講座より長め、簿記を初めて学ぶと長めとしています。

5. 進める順番

試験の範囲は日本商工会議所の「簿記 試験科目・注意事項(2級)」に書かれています。そのうえで、独学の順番の考え方は次のとおりです。

  1. 3級の範囲(仕訳=取引を記録する決まった書き方)を確かめる:3級に受かっていない人、3級から時間がたった人は、ここから。3級の勉強の目安は簿記3級の独学にまとめています。
  2. 商業簿記(2級の範囲):3級の続きで、会社のお金の動きを記録・まとめるしかた。
  3. 工業簿記(原価計算):製品を作るのにいくらかかったかを計算するしかた。3級には出ない、2級から始まる範囲です。
  4. 時間を計って問題を解く:試験は90分です。本番と同じ時間で解く練習をします。

6. スケジュールの例(目安)

11月15日の統一試験(第174回)は、申し込みが全国で終わっています。これから始める人の目標は、次の2つです。

統一試験 第175回(2027年2月28日)を目指す場合

2026年11月4日に始めると、試験の前日までは116日です。

目標の勉強時間1日あたり
150時間約1.3時間
250時間約2.2時間
350時間約3.0時間
  • 申し込みは1月中旬ごろから、商工会議所ごとに順次始まります。
  • どの数字も、勉強時間の目安を日数で割った当サイトの計算です(毎日同じ時間勉強した場合)。

ネット試験を目指す場合

ネット試験は、会場が決めた日にほぼいつでも受けられます。2月までに時間が取れないなら、ネット試験にして受ける日を後ろにずらす方法もあります。

  • ネット試験が受けられない期間は 2026年11月9日〜11月18日 と 2027年2月22日〜3月3日 です。

7. 講座を使うかの考え方

ユーキャンは3級の知識がある場合、独学で250〜350時間、通信講座で150〜250時間としています。

  • 工業簿記など、初めての範囲を一人で進めるのが不安なら、講座も選択肢です。
  • 1日に取れる時間が少ないなら、講座で時間を短くするか、ネット試験で受ける日を後ろにずらす、のどちらかで考えます。

試験の基本や合格率の推移は簿記2級のまとめと簿記2級の合格率にのせています。

簿記2級のまとめを見る合格率の推移・試験日程・受験料・難易度合格率15.1%(統一試験 第173回)

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出典