FP2級
FP2級の合格率は学科約5割・実技約6割。CBTになっても期間ごとの差は大きい【日本FP協会の公式データ】
資格の虎編集部・公開 2026/11/01
FP2級の合格率は学科約5割・実技約6割
日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)の発表から
- CBT試験の合格率(日本FP協会)
- 紙の試験だったころの合格率
- CBTでも期間ごとの差は残っている
この記事の結論
学科
50.8%
実技
62.9%
日本FP協会の2025年度(2025年4月〜2026年2月)の合格率。2期間を合わせた当サイトの計算
- 日本FP協会の CBT 試験の合格率は、2025年度(2025年4月〜2026年2月)で学科50.8%・実技62.9%(当サイトの計算)。2026年4〜8月は学科50.36%・実技56.73%。
- 学科は60点満点で36点以上、日本FP協会の実技は100点満点で60点以上で合格。学科と実技の両方に合格すると2級FP技能士になれる。
- 誰でも受けられるわけではなく、3級の合格やFP業務の実務経験2年以上などが必要。
1. CBT試験の合格率(日本FP協会)
FP2級は2025年4月から、全国のテストセンターのパソコンで受ける CBT 方式になりました。日本FP協会が発表している CBT 試験の結果は、次のとおりです(期間の区切りは日本FP協会の発表のまま)。
2025年4月〜9月
- 学科の受検者
- 25,387人
- 学科の合格率
- 54.78%
- 実技の受検者
- 20,747人
- 実技の合格率
- 69.67%
2025年10月〜2026年2月
- 学科の受検者
- 27,310人
- 学科の合格率
- 47.18%
- 実技の受検者
- 22,070人
- 実技の合格率
- 56.47%
2026年4月〜8月
- 学科の受検者
- 24,773人
- 学科の合格率
- 50.36%
- 実技の受検者
- 21,286人
- 実技の合格率
- 56.73%
- 実技は「資産設計提案業務」です。
- 2025年度の2期間を合わせると、学科は52,697人中26,791人が合格で50.8%、実技は42,817人中26,919人が合格で62.9% でした(当サイトの計算)。
- 実技は、2025年4〜9月の69.67%から、その後の2期間は56%台になっています。
2. 紙の試験だったころの合格率
CBT になる前は、年3回(1月・5月・9月)、決まった日に紙の試験がありました。紙の試験は2025年1月で終わっています。
2023年1月
- 学科の受検者
- 29,466人
- 学科の合格率
- 56.12%
- 実技の受検者
- 23,994人
- 実技の合格率
- 59.53%
2023年5月
- 学科の受検者
- 24,727人
- 学科の合格率
- 48.82%
- 実技の受検者
- 22,167人
- 実技の合格率
- 58.61%
2023年9月
- 学科の受検者
- 23,917人
- 学科の合格率
- 53.54%
- 実技の受検者
- 20,892人
- 実技の合格率
- 52.02%
2024年1月
- 学科の受検者
- 26,563人
- 学科の合格率
- 39.00%
- 実技の受検者
- 24,632人
- 実技の合格率
- 61.12%
2024年5月
- 学科の受検者
- 26,959人
- 学科の合格率
- 59.29%
- 実技の受検者
- 22,506人
- 実技の合格率
- 54.87%
2024年9月
- 学科の受検者
- 20,692人
- 学科の合格率
- 47.11%
- 実技の受検者
- 19,374人
- 実技の合格率
- 56.48%
2025年1月
- 学科の受検者
- 21,678人
- 学科の合格率
- 44.44%
- 実技の受検者
- 19,135人
- 実技の合格率
- 48.82%
学科は39.00%〜59.29%と、回によって20ポイント以上の差がありました(差は当サイトの計算)。
3. CBTでも期間ごとの差は残っている
FP3級では、CBT になってから期間ごとの合格率の差が小さくなりました(「FP3級の合格率は約85%」)。FP2級では、次のようになっています(差は当サイトの計算)。
| 紙の試験(7回) | CBT試験(3期間) |
|---|---|
| 学科 | 39.00%〜59.29%(差20.29ポイント) |
| 実技 | 48.82%〜61.12%(差12.30ポイント) |
- 学科は、紙の試験のころより幅が小さくなっています。
- 実技は、CBT になっても13ポイント以上の差があります。
CBT 試験はまだ3期間分しか発表されていないため、この先も同じ傾向かどうかはわかりません。期間ごとに合格率が違う理由は、日本FP協会からは説明されていません。
4. 合格基準
学科(両団体共通)
- 試験時間
- 120分
- 出題
- 60問
- 合格基準
- 60点満点で36点以上
実技(日本FP協会)
- 試験時間
- 90分
- 出題
- 40問
- 合格基準
- 100点満点で60点以上
実技(きんざい)
- 試験時間
- 90分
- 出題
- 5題(事例形式)
- 合格基準
- 50点満点で30点以上
学科と実技の両方に合格すると「2級FP技能士」になれます。片方だけ合格した場合は一部合格になり、合格した試験日の翌々年度末まで、その試験を免除して受けられます。
5. 受検資格: 3級の合格などが必要
FP2級は誰でも受けられる試験ではありません。次のどれか1つが必要です。
- 3級FP技能検定の合格者
- FP業務の実務経験2年以上
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修の修了者
- 金融渉外技能審査3級の合格者
日本FP協会で申し込むときは、3級の合格番号など、受検資格を確かめる情報を入力します。
6. 受け方・合格発表・休止期間
- 休止期間を除いて、全国のテストセンターで受けられます。
- 日本FP協会は、CBTソリューションズの受検者ページで予約します。受検日の月を含めて4か月前の月初から、受検日の3日前まで予約できます。
- きんざいは、申し込んだ日の3日後から、3か月先の月末まで予約できます。
- 合格発表は、受けた月の翌月中旬です(日本FP協会は発表日の10時から受検者ページで確認)。
- 2026年12月28日〜2027年1月5日と、2027年3月25日〜3月31日は試験が休止です。
- 受検手数料は、学科5,700円・実技6,000円(両方で11,700円。非課税)です。
7. 数字を見るときの注意
- FP2級は日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つの団体が実施しています。この記事の合格率は日本FP協会のものだけです。きんざいの試験結果は、今の公式サイトで確かめられませんでした。
- 実技は、日本FP協会(資産設計提案業務)ときんざい(個人資産相談業務など4つから1つ)で中身が違います。
申し込み方や受検手数料のくわしい内容は、FP2級のまとめにのせています。
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- 行政書士試験の合格率は約10〜16%。2025年度は14.54%、2026年度の試験は11月8日【公式データ10年分】2025年度の合格率 14.54%2024年度の合格率 12.90%合格率は、2016〜2025年度の10年で9.95%〜15.72%。2025年度は14.54%で、合格者7,292人は10年の中でいちばん多い。
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- 介護福祉士の合格率は70.1%。第38回から「パート合格」が始まった【公式データ5回分】第38回の合格率 70.1%第37回の合格率 78.3%介護福祉士の合格率は、第38回(2026年1月)が70.1%(受験者78,469人)。第35回の84.3%から3回続けて下がっている。
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- 第一種衛生管理者の合格率は約46%。受けるには労働衛生の実務経験が必要【公式データ】第一種衛生管理者 46.8%第二種衛生管理者 48.7%第一種衛生管理者の合格率は、2025年度が46.8%(受験者66,401人)。2023〜2025年度は46.0〜46.8%で、ほぼ同じ。
- 電験三種の合格率は12.8%。年2回になってからの推移と、CBTで受ける人の増え方【公式データ】合格率(4科目合格) 12.8%科目合格率 28.6%電験三種の合格率は、2026年度上期が12.8%(受験者25,127人)。2025年度上期からの3回は12.8〜13.1%で、その前の5回(15.7〜21.2%)より低い。
- 危険物甲種の合格率は34.0%。7年度の推移と、受けるのに必要な受験資格【公式データ】甲種の合格率 34.0%乙4の合格率 31.9%甲種の合格率は、2025年度が34.0%(受験者20,296人)。2019〜2025年度は31.7〜42.5%で、2023年度からは31〜35%台。
出典