危険物乙4
危険物乙4の合格率は31.9%。7年度の推移と、ほかの類との違い【公式データ】
資格の虎編集部・公開 2026/10/29
危険物乙4の合格率は31.9%
消防試験研究センターの発表から
- 年度ごとの合格率(全国)
- ほかの類との違い
- 試験の中身と合格基準
この記事の結論
乙4の合格率
31.9%
ほかの乙種の合格率
62.1〜67.6%
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の全国の合格率(消防試験研究センターの発表)
- 乙4の合格率は、2025年度が31.9%(受験者222,545人)。2022年度からは31〜32%台が続いている。
- 乙種のほかの類(第1・2・3・5・6類)の合格率は、2025年度に62.1〜67.6%。ただし、乙種の免状がある人は、ほかの類を受けるときに一部の科目が免除される。
- 試験日と申し込みの期間は都道府県ごとに違う。住所に関係なく、好きな都道府県で受けられる。
1. 年度ごとの合格率(全国)
消防試験研究センターは、全国の試験の結果を年度ごと(4月〜翌年3月)にまとめて発表しています。乙種第4類(乙4)の数字は次のとおりです。
2019年度
- 受験者
- 221,867人
- 合格者
- 85,669人
- 合格率
- 38.6%
2020年度
- 受験者
- 200,876人
- 合格者
- 77,466人
- 合格率
- 38.6%
2021年度
- 受験者
- 234,481人
- 合格者
- 84,564人
- 合格率
- 36.1%
2022年度
- 受験者
- 223,009人
- 合格者
- 70,211人
- 合格率
- 31.5%
2023年度
- 受験者
- 223,797人
- 合格者
- 71,670人
- 合格率
- 32.0%
2024年度
- 受験者
- 223,846人
- 合格者
- 71,023人
- 合格率
- 31.7%
2025年度
- 受験者
- 222,545人
- 合格者
- 71,059人
- 合格率
- 31.9%
- 2022年度からは、31〜32%台が続いています。
- 2019・2020年度は38.6%、2021年度は36.1%でした。2022年度に下がった理由は、説明されていません。
- 2026年度は、4〜8月の集計で合格率34.0%(受験者85,192人)です。前の年の同じ時期(4〜8月)は31.3%でした。
受験者は毎年約22万人で、危険物取扱者試験を受ける人の約7割が乙4です(2025年度は全体311,230人のうち222,545人。割合は当サイトの計算)。
2. ほかの類との違い
危険物取扱者には、甲種・乙種(第1類〜第6類)・丙種があります。2025年度の合格率は次のとおりです。
甲種
- 扱える危険物の例
- すべての危険物
- 合格率
- 34.0%
乙種第1類
- 扱える危険物の例
- 塩素酸塩類など(酸化性固体)
- 合格率
- 65.7%
乙種第2類
- 扱える危険物の例
- 硫黄・鉄粉など(可燃性固体)
- 合格率
- 66.0%
乙種第3類
- 扱える危険物の例
- カリウム・黄りんなど
- 合格率
- 65.1%
乙種第4類
- 扱える危険物の例
- ガソリン・灯油・軽油など(引火性液体)
- 合格率
- 31.9%
乙種第5類
- 扱える危険物の例
- 有機過酸化物など
- 合格率
- 62.1%
乙種第6類
- 扱える危険物の例
- 過酸化水素・硝酸など(酸化性液体)
- 合格率
- 67.6%
丙種
- 扱える危険物の例
- ガソリン・灯油など一部の危険物
- 合格率
- 48.0%
乙4だけ、ほかの乙種より約30〜36ポイント低くなっています(差は当サイトの計算)。
ここで知っておきたいのは、乙種の免状を1つでも持っている人は、ほかの類を受けるときに「法令」と「物理学・化学」が免除されることです。この場合は「性質と消火」の10問だけを35分で解きます(全科目なら35問・2時間)。ただし、それぞれの類で科目免除の人がどれだけ受けたかは公表されていません。乙4の合格率がほかの類より低い理由も、消防試験研究センターは説明していません。
3. 試験の中身と合格基準
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 危険物に関する法令 | 15問 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 |
| 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 |
- マークシートの五肢択一(5つから選ぶ)で、試験時間は2時間です。
- 科目ごとに60%以上とれば合格です。合計点が高くても、1つの科目が60%に届かないと不合格になります。
- 受験資格はなく、誰でも受けられます。
4. 試験日と申し込みは都道府県で違う
乙4の試験は、都道府県ごとに年に何回もあります。試験日・受付期間・合格発表の日は、受ける都道府県の支部(東京都は中央試験センター)ごとに決まっています。
たとえば2026年10月〜2027年3月の乙4の試験は、東京都が20回(三宅島の会場1回を含む)、大阪府が3回です(消防試験研究センター「令和8年度後期 試験日程」2026年10月29日時点)。
2026年12月13日
- 受付期間
- 10月19日〜10月30日
- 合格発表予定日
- 12月23日
2026年12月20日
- 受付期間
- 10月26日〜11月6日
- 合格発表予定日
- 2027年1月5日
2027年1月9日
- 受付期間
- 11月9日〜11月20日
- 合格発表予定日
- 1月21日
- 住所や勤め先に関係なく、好きな都道府県で受けられます。
- 申し込みは電子申請(インターネット)と書面の2つです。2028年度(令和10年度)からは、原則として電子申請だけになる予定です。
- 試験手数料は5,300円(非課税)です。
ほかの都道府県の日程は、消防試験研究センターの「試験日程[全国一覧]」で調べられます。
受験料や申し込み方は、危険物乙4のまとめにのせています。
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- 行政書士試験の合格率は約10〜16%。2025年度は14.54%、2026年度の試験は11月8日【公式データ10年分】2025年度の合格率 14.54%2024年度の合格率 12.90%合格率は、2016〜2025年度の10年で9.95%〜15.72%。2025年度は14.54%で、合格者7,292人は10年の中でいちばん多い。
- 社労士試験の合格率は5〜9%台。2026年度は9.3%で、10年の中でいちばん高い【公式データ10年分】2026年度(第58回)の合格率 9.3%2025年度(第57回)の合格率 5.5%合格率は、2017〜2026年度の10年で5.3%〜9.3%。2026年度(第58回)は9.3%で、10年の中でいちばん高く、2025年度の5.5%より3.8ポイント高い(差は当サイトの計算)。
- 中小企業診断士の合格率は第1次23.0%・第2次17.6%。2026年度から口述試験はなし【公式データ10年分】第1次試験(2026年度) 23.0%第2次試験(2025年度) 17.6%第1次試験の合格率は、2026年度が23.0%(受験者17,829人)。2017〜2026年度では21.7%〜42.5%と、年によって大きく違う。
- 管理業務主任者の合格率は約19〜24%。合格点は毎年変わり、2025年度は50問中36問【公式データ10年分】2025年度の合格率 19.6%2025年度の合格基準点 50問中36問2024年度の合格基準点 50問中38問合格率は、2016年度から2025年度まで18.9%〜23.9%の間。2025年度は19.6%(受験者14,435人)だった。
- マンション管理士の合格率は11.0%。2025年度の合格点は50問中42問【公式データ2年分】2025年度の合格率 11.0%2024年度の合格率 12.7%2025年度の合格最低点 50問中42問合格率は、2025年度が11.0%(受験者10,984人)、2024年度が12.7%(受験者10,955人)。公式の資料で確かめられたのはこの2年分だけ。
- 漢検3級の合格率は約5割。回ごと・年度ごとの推移と、2級・準2級との違い【公式データ】2025年度の合格率 49.2%2026年度 第1回の合格率 46.7%2025年度の合格率は49.2%(3回の合計から当サイトで計算)。2022〜2025年度は、年度ごとに48.0%〜49.6%の間。
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出典