FP3級
FP3級は日本FP協会ときんざいで合格率が大きく違う?2つの団体の公式データを比べました
資格の虎編集部・公開 2026/10/29
FP3級は日本FP協会ときんざいで合格率が大きく違う?
日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)の発表から
- FP3級は2つの団体が実施している
- 2025年度の合格率を比べると
- 期間ごとに見ても、差は続いている
この記事の結論
日本FP協会 学科
86.5%
きんざい 学科
51.0%
2025年度(2025年4月〜2026年2月)の合格率。2期間を合わせた当サイトの計算
- 2025年度の学科の合格率は、日本FP協会86.5%に対して、きんざい51.0%。35ポイント以上の差がある。
- 実技は団体ごとに科目が違い、合格率は日本FP協会85.1%、きんざいの個人資産相談業務65.4%、保険顧客資産相談業務45.8%。
- 差は CBT 試験になった2024年度から続いている。受検手数料は両団体とも学科・実技それぞれ4,000円で同じ。
1. FP3級は2つの団体が実施している
FP3級(3級ファイナンシャル・プランニング技能検定)は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つの団体が実施しています。どちらで合格しても「3級FP技能士」になれますが、合格率は団体ごとに別に発表されています。
2. 2025年度の合格率を比べると
2025年度(2025年4月〜9月と、2025年10月〜2026年2月の2期間)の合格率を、団体ごとに合わせて計算しました。
学科
- 日本FP協会
- 86.5%
- きんざい
- 51.0%
実技
- 日本FP協会
- 85.1%(資産設計提案業務)
- きんざい
- 65.4%(個人資産相談業務)
実技
- 日本FP協会
- —
- きんざい
- 45.8%(保険顧客資産相談業務)
- 2期間の合格者数を受検者数で割った、当サイトの計算です。
- 学科の差は35ポイント以上あります。
3. 期間ごとに見ても、差は続いている
CBT 試験になった2024年度からの学科の合格率です(期間の区切りは両団体の発表のまま)。
2024年4月〜9月
- 日本FP協会 学科
- 86.21%
- きんざい 学科
- 47.63%
2024年10月〜2025年2月
- 日本FP協会 学科
- 85.44%
- きんざい 学科
- 49.61%
2025年4月〜9月
- 日本FP協会 学科
- 86.31%
- きんざい 学科
- 48.21%
2025年10月〜2026年2月
- 日本FP協会 学科
- 86.60%
- きんざい 学科
- 53.97%
どの期間も、日本FP協会のほうが30ポイント以上高い結果です。
きんざいの実技は、科目によっても差があります。
2024年4月〜9月
- 個人資産相談業務
- 66.67%
- 保険顧客資産相談業務
- 47.19%
2024年10月〜2025年2月
- 個人資産相談業務
- 65.00%
- 保険顧客資産相談業務
- 46.76%
2025年4月〜9月
- 個人資産相談業務
- 65.09%
- 保険顧客資産相談業務
- 44.05%
2025年10月〜2026年2月
- 個人資産相談業務
- 65.61%
- 保険顧客資産相談業務
- 47.90%
4. 実技の中身と合格基準が違う
実技は、団体によって科目と形が違います。
| 日本FP協会 | きんざい |
|---|---|
| 実技の科目 | 資産設計提案業務 |
| 問題 | 20問(多肢選択式) |
| 合格基準 | 100点満点で60点以上 |
| 試験時間 | 60分 |
学科は両団体とも90分・60問で、60点満点の36点以上が合格です。
5. 学科は、もう一方の団体の合格で免除できる場合がある
日本FP協会で実技(資産設計提案業務)を受けるときは、きんざいで合格した学科を免除に使えます。ただし、日本FP協会では、きんざいの実技の合格は免除に使えません。また、きんざいの学科を受けるときに、日本FP協会の合格番号を使って免除することはできません。
一部合格(学科か実技の片方だけの合格)は、合格した試験の実施日の翌々年度末まで免除に使えます。
6. 数字を見るときの注意
- なぜ合格率にこれほどの差があるのかは、両団体とも説明していません。合格率は受ける人の顔ぶれでも変わるので、「どちらの問題がやさしいか」をこの数字だけで決めることはできません。
- きんざいの数字は、きんざいのサイトの作り直しで今の公式サイトでは見られないため、Internet Archive に保存されていたきんざい公式ページから取りました。2026年4月以降の分はまだ確かめられていません。
7. まとめ
- 2025年度の学科の合格率は、日本FP協会86.5%、きんざい51.0%。
- 実技は科目が違い、きんざいの保険顧客資産相談業務は45.8%と低め。
- 受検手数料は同じ(学科・実技それぞれ4,000円、非課税)。キャンセル手数料は日本FP協会1,100円、きんざい330円。
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- 行政書士試験の合格率は約10〜16%。2025年度は14.54%、2026年度の試験は11月8日【公式データ10年分】2025年度の合格率 14.54%2024年度の合格率 12.90%合格率は、2016〜2025年度の10年で9.95%〜15.72%。2025年度は14.54%で、合格者7,292人は10年の中でいちばん多い。
- 社労士試験の合格率は5〜9%台。2026年度は9.3%で、10年の中でいちばん高い【公式データ10年分】2026年度(第58回)の合格率 9.3%2025年度(第57回)の合格率 5.5%合格率は、2017〜2026年度の10年で5.3%〜9.3%。2026年度(第58回)は9.3%で、10年の中でいちばん高く、2025年度の5.5%より3.8ポイント高い(差は当サイトの計算)。
- 中小企業診断士の合格率は第1次23.0%・第2次17.6%。2026年度から口述試験はなし【公式データ10年分】第1次試験(2026年度) 23.0%第2次試験(2025年度) 17.6%第1次試験の合格率は、2026年度が23.0%(受験者17,829人)。2017〜2026年度では21.7%〜42.5%と、年によって大きく違う。
- 管理業務主任者の合格率は約19〜24%。合格点は毎年変わり、2025年度は50問中36問【公式データ10年分】2025年度の合格率 19.6%2025年度の合格基準点 50問中36問2024年度の合格基準点 50問中38問合格率は、2016年度から2025年度まで18.9%〜23.9%の間。2025年度は19.6%(受験者14,435人)だった。
- マンション管理士の合格率は11.0%。2025年度の合格点は50問中42問【公式データ2年分】2025年度の合格率 11.0%2024年度の合格率 12.7%2025年度の合格最低点 50問中42問合格率は、2025年度が11.0%(受験者10,984人)、2024年度が12.7%(受験者10,955人)。公式の資料で確かめられたのはこの2年分だけ。
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- 介護福祉士の合格率は70.1%。第38回から「パート合格」が始まった【公式データ5回分】第38回の合格率 70.1%第37回の合格率 78.3%介護福祉士の合格率は、第38回(2026年1月)が70.1%(受験者78,469人)。第35回の84.3%から3回続けて下がっている。
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- 第一種衛生管理者の合格率は約46%。受けるには労働衛生の実務経験が必要【公式データ】第一種衛生管理者 46.8%第二種衛生管理者 48.7%第一種衛生管理者の合格率は、2025年度が46.8%(受験者66,401人)。2023〜2025年度は46.0〜46.8%で、ほぼ同じ。
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