中小企業診断士
中小企業診断士の合格率は第1次23.0%・第2次17.6%。2026年度から口述試験はなし【公式データ10年分】
資格の虎編集部・公開 2026/11/01
中小企業診断士の合格率は第1次23.0%・第2次17.6%
日本中小企業診断士協会連合会の発表から
- 試験は第1次と第2次の2段階
- 第1次試験の合格率(10年分)
- 第2次試験の合格率(10年分)
この記事の結論
第1次試験(2026年度)
23.0%
第2次試験(2025年度)
17.6%
日本中小企業診断士協会連合会の発表。2026年度の第2次試験の結果は2027年1月13日に発表
- 第1次試験の合格率は、2026年度が23.0%(受験者17,829人)。2017〜2026年度では21.7%〜42.5%と、年によって大きく違う。
- 第2次試験の合格率は、2016〜2025年度の10年とも17.6%〜19.4%の間。2025年度は17.6%だった。
- 2026年度から第2次試験の口述試験(面接)はなくなった。2026年度の第2次試験の合格発表は2027年1月13日(水)。
1. 試験は第1次と第2次の2段階
中小企業診断士試験は、まず8月の第1次試験(7科目・マークシート)に合格し、そのあと10月の第2次試験(4つの事例の筆記)に合格する、2段階の試験です。第1次試験は誰でも受けられます。
| 第1次試験 | 第2次試験 |
|---|---|
| 時期 | 8月の土日の2日間 |
| 中身 | 7科目の多肢選択式(各科目60分か90分・100点) |
| 受けられる人 | 年齢・学歴などの制限なし |
| 会場 | 全国10地区 |
2. 第1次試験の合格率(10年分)
日本中小企業診断士協会連合会が発表している、第1次試験の結果です。
2017年度
- 受験者
- 14,343人
- 合格者
- 3,106人
- 合格率
- 21.7%
2018年度
- 受験者
- 13,773人
- 合格者
- 3,236人
- 合格率
- 23.5%
2019年度
- 受験者
- 14,691人
- 合格者
- 4,444人
- 合格率
- 30.2%
2020年度
- 受験者
- 11,785人
- 合格者
- 5,005人
- 合格率
- 42.5%
2021年度
- 受験者
- 16,057人
- 合格者
- 5,839人
- 合格率
- 36.4%
2022年度
- 受験者
- 17,345人
- 合格者
- 5,019人
- 合格率
- 28.9%
2023年度
- 受験者
- 18,755人
- 合格者
- 5,560人
- 合格率
- 29.6%
2024年度
- 受験者
- 18,209人
- 合格者
- 5,007人
- 合格率
- 27.5%
2025年度
- 受験者
- 18,360人
- 合格者
- 4,344人
- 合格率
- 23.7%
2026年度
- 受験者
- 17,829人
- 合格者
- 4,099人
- 合格率
- 23.0%
- 受験者は、欠席した科目がひとつもない人の数です(連合会の合格率の分母)。
- 科目ごとの合格(科目合格)だけの人は、合格者に入りません。
- 2023年度は、台風の影響で那覇地区で行った再試験を含む数です。
第1次試験の合格率は、10年の中で21.7%〜42.5%と、年によって大きく違います。2020年度の42.5%がいちばん高く、そのあとは下がって、2026年度は23.0%でした(2025年度の23.7%より0.7ポイント低い。差は当サイトの計算)。合格率がなぜその年に高く・低くなったのかは、公式には説明されていません。
3. 第2次試験の合格率(10年分)
2016年度
- 受験者
- 4,394人
- 合格者
- 842人
- 合格率
- 19.2%
2017年度
- 受験者
- 4,279人
- 合格者
- 828人
- 合格率
- 19.4%
2018年度
- 受験者
- 4,812人
- 合格者
- 905人
- 合格率
- 18.8%
2019年度
- 受験者
- 5,954人
- 合格者
- 1,088人
- 合格率
- 18.3%
2020年度
- 受験者
- 6,388人
- 合格者
- 1,174人
- 合格率
- 18.4%
2021年度
- 受験者
- 8,757人
- 合格者
- 1,600人
- 合格率
- 18.3%
2022年度
- 受験者
- 8,712人
- 合格者
- 1,625人
- 合格率
- 18.7%
2023年度
- 受験者
- 8,241人
- 合格者
- 1,555人
- 合格率
- 18.9%
2024年度
- 受験者
- 8,119人
- 合格者
- 1,516人
- 合格率
- 18.7%
2025年度
- 受験者
- 7,044人
- 合格者
- 1,240人
- 合格率
- 17.6%
- 受験者は、筆記試験を欠席した科目がひとつもない人の数です(連合会の合格率の分母)。
- 2025年度までの合格者は、筆記試験のあとの口述試験(面接)まで終えた、最終の合格者の数です。
第1次試験と違い、第2次試験の合格率は10年とも17.6%〜19.4%の間で、ほとんど変わっていません。2025年度の17.6%は、10年の中でいちばん低い値です。
受験者は、2016年度の4,394人から2021年度の8,757人まで増え、その後は減って2025年度は7,044人でした。
なお、第2次試験を受ける人には、その年度だけでなく前の年度に第1次試験に合格した人も入ります。そのため、第1次と第2次の合格率をかけ算しても、「最初から最後まで受かる人の割合」にはなりません。
4. 合格基準と科目合格
| 試験 | 合格基準 |
|---|---|
| 第1次試験 | 総点数の60%以上で、1科目でも40%未満がないこと(試験委員会が相当と認めた得点比率) |
| 第2次試験 | 総点数の60%以上で、1科目でも40%未満がないこと |
- 第1次試験で合格基準に届かなくても、60%以上取れた科目は科目合格になります。
- 科目合格した科目は、申請すれば翌年度と翌々年度に限り免除されます。
5. 2026年度からの変更点
- 第2次試験の口述試験(面接)がなくなり、筆記試験だけで合否が決まります。
- 受験手数料が、第1次試験17,200円・第2次試験15,100円に変わりました(合計32,300円は前と同じ)。ほかにオンライン決済の事務手数料(第1次590円・第2次525円、税込)がかかります。
- 申し込みは2025年度からインターネットだけになり、印刷した試験案内は配られません。
6. 2026年度の合格発表と次の試験
- 2026年度の第2次試験は10月25日に終わりました。合格発表は 2027年1月13日(水) です。
- 2027年度の試験日程は、まだ発表されていません(2026年11月1日時点)。参考までに、2026年度の申し込みは第1次試験が4月23日〜5月27日、第2次試験が9月1日〜9月18日でした。
7. 合格したあと
試験に合格しただけでは、中小企業診断士ではありません。第2次試験の合格後に、実務補習を修了するか診断の実務に従事して(15日以上)、経済産業大臣の登録を受けます。登録の有効期間は5年です。
試験の基本や受験料、仕事での評価は、中小企業診断士のまとめにのせています。
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出典
- 日本中小企業診断士協会連合会「中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度 中小企業診断士第1次試験に関する統計資料」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和7年度 中小企業診断士第1次試験に関する統計資料」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和7年度 第2次試験に関する統計資料」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度の試験日程について」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度からの中小企業診断士試験における改正点について」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第1次試験について(試験案内の概要)」
- 日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度中小企業診断士第2次試験について(試験案内の概要)」
- 日本中小企業診断士協会連合会「試験に関するよくある質問(FAQ)」
- 日本中小企業診断士協会連合会「どうしたら中小企業診断士になれるの?」