労働安全・衛生
第一種衛生管理者のまとめ
合格率・試験日程・受験料・難易度(安全衛生技術試験協会の発表から)
第一種衛生管理者の合格率・試験日程・受験料
安全衛生技術試験協会の発表から
- 合格率の推移
- 勉強時間の目安
- 試験日程と申し込み
職場で働く人の健康を守る「衛生管理者」になるための国家試験です。常時50人以上が働く職場では、衛生管理者を選ぶことが必要です。第一種は、製造業・建設業・医療業なども含めて、すべての業種の職場で衛生管理者になれます。第二種より、有害な業務についての問題が多く出ます。受けるには、労働衛生の実務経験が必要です。
お知らせ
- 受けるには、労働衛生の実務経験(大学・短大・高専を卒業した人は1年以上、高校を卒業した人は3年以上など)と、それを証明する「事業者証明書」が必要です。
- 第二種衛生管理者の免許を持っている人は、有害業務に関わる問題だけの「特例第一種衛生管理者免許試験」(2科目・2時間)を受けられます。
- 試験日は、全国7つのセンターと東京・大阪の試験場ごとに違います。受けたいセンターの日程を、安全衛生技術試験協会の「試験日程」で確かめてください。
| 難易度 | 3.0出し方 |
|---|---|
| 合格率 | 46.8%全国の合計(2025年度) |
| 勉強時間 | 100〜200時間目安くわしく |
| 次の試験 |
|
| 受験料 | 8,800円(非課税) |
| 仕事・就活 | 常時50人以上が働く職場では衛生管理者を選ぶ必要がある。第一種はすべての業種で担当できるくわしく |
| 主催 | 安全衛生技術試験協会(厚生労働大臣の指定試験機関) |
| 受験資格 | 労働衛生の実務経験が必要。大学・短大・高専の卒業後1年以上、高校の卒業後3年以上、学歴を問わない場合は10年以上など(事業者証明書を付ける) |
| 試験時間 | 3時間(13:30~16:30)。科目の免除を受ける人は2時間15分 |
| 出題 | 44問(労働衛生17問・関係法令17問〔どちらも有害業務に関わるもの10問とそれ以外7問〕・労働生理10問) |
| 合格基準 | 科目ごと(有害業務とそれ以外に分かれる科目は、その範囲ごと)に40%以上で、合計が60%以上 |
| 受け方 | 全国7つのセンターと東京・大阪の試験場で、それぞれ決まった日に行う筆記試験(東京試験場は2026年11月~2027年3月に月5~11回) |
| 第二種を持つ人 | 特例第一種衛生管理者免許試験を受けられる(有害業務に関わる労働衛生・関係法令の2科目、13:30~15:30) |
| 結果 | 本人あての通知書で知らせる。センターのホームページにも載せる |
2026年11月1日に公式の発表で確認。申し込みの前に公式サイトでも確かめてください。
このページでわかること
1. 合格率の推移
- 直近3年度の合格率は46.0%〜46.8%で、平均は46.4%です(平均は当サイトの計算)。
全国の合計(年度ごと)
- 2025年度46.8%
- 2024年度46.3%
- 2023年度46.0%
人数を見る(受験者・合格者)▼
- 2025年4月~2026年3月46.8%
受験 66,401人・合格 31,046人
- 2024年4月~2025年3月46.3%
受験 64,911人・合格 30,081人
- 2023年4月~2024年3月46.0%
受験 67,572人・合格 31,108人
2. 勉強時間の目安
100〜200時間
初学者の目安で、約100時間とするサイトが多い。有害業務の範囲があるぶん第二種(約60時間)より長い。関連する実務経験があれば50〜80時間ほどに短くなり、忙しい人は3〜6か月ほど見ておくと安心
勉強時間に公式の数字はありません。よく見られている講座・学習サイトが載せている目安を集めて、その幅をまとめました(人によって大きく変わります)。
- アガルート勉強時間の目安は約100時間(知識がない場合は4〜6ヶ月程度。関連する実務経験があれば50〜80時間程度)
- アルク 資格比較第一種 100〜200時間(1日1時間で3〜6か月)
- シカクト(マイナビ)一般的に100時間程度の勉強時間が必要
3. 試験日程と申し込み
東京試験場(例)
2026年11月15日(日)
オンライン申請は11月1日(試験日の14日前)まで。定員になると締め切り
東京試験場(例)
2026年12月2日(水)
オンライン申請は試験日の2か月前から14日前(11月18日)まで。定員になると締め切り
- オンライン申請の申し込み方
- 安全衛生技術試験協会の「受験申請・登録申請システム」で申し込みます。受付は試験日の2か月前から14日前まで。受付期間の中でも、定員になると締め切られます。衛生管理者試験は、試験日・会場を選ぶところから、書類と写真のアップロード、試験手数料の支払いまで、オンラインだけで終えられます。
- 書面申請の申し込み方
- 受験申請書を取り寄せ、受けたいセンターに出します。第1希望日の受付期間に出しても、そのセンターの定員になったときは、第2希望日の受験になります。
4. 受験料
- 試験手数料8,800円
受験票が出た後は返ってこない
試験手数料は非課税(公式の書き方)。
5. 仕事・就活での評価
主催団体と国・公的機関の資料で確かめられることだけをのせています。ネットのランキングや民間の調査は使っていません。
就職・仕事での評価
選ぶことが必要な職場がある
- 常時50人以上が働く職場では、衛生管理者の免許を持つ人の中から、働く人の数に応じた人数の衛生管理者を選び、衛生に関する技術的なことを管理させる必要がある、と協会は説明しています。出典: 安全衛生技術試験協会「第一種・第二種衛生管理者の紹介」
- 第一種の免許があれば、すべての業種の職場で衛生管理者になれます(第二種は、有害な業務との関わりが少ない一定の業種だけ)。出典: 安全衛生技術試験協会「第一種・第二種衛生管理者の紹介」
給料・手当
公的な数字はない
- 資格手当の額や、給料が上がることを示す主催団体・国の数字は見つかりませんでした(2026年11月時点)。
学生・アルバイト
実務経験がないと受けられない
- 受けるには労働衛生の実務経験が必要です。実務経験がない人は、学生も含めて受けられません。アルバイトの採用に役立つことを示す主催団体・国の資料は見つかりませんでした(2026年11月時点)。
6. 難易度
3.0/ 5
2025年度の合格率 46.8%(全国の合計、安全衛生技術試験協会の発表)をもとに、どの資格も同じ式で計算しています。星の数 = 1 + 4 ×(90 − 合格率)÷ 85(合格率90%以上で★1.0、5%以下で★5.0)。合格率は受ける人の顔ぶれでも変わるので、勉強時間の目安ではなく「受かる人の割合から見た難しさ」です。
7. 第一種衛生管理者の記事
出典(2026年11月1日確認)