資格の虎

FP1級

FP1級の合格率は学科15.5%・実技76〜86%(2025年度)。受検資格と2つの実技の違い【きんざい・日本FP協会の公式データ】

資格の虎編集部・公開 2026/11/01

FP1級資格の虎

FP1級の合格率は学科15.5%・実技76〜86%(2025年度)

日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)の発表から

  • FP1級は「学科」と「実技」の2段階
  • この記事の数字について
  • 学科試験の合格率(きんざい)

この記事の結論

学科(きんざい)

15.5%

実技(きんざい・面接)

85.6%

実技(日本FP協会・筆記)

75.63%

2025年度の合格率。学科ときんざいの実技は、年度内の3回を合わせた当サイトの計算(きんざい・日本FP協会の発表の人数から)

  • 学科試験はきんざいだけが行い、2025年度(3回の合計)の合格率は15.5%(当サイトの計算)。最新の2026年9月は17.08%。
  • 実技の合格率は、2025年度できんざい(面接)85.6%(当サイトの計算)、日本FP協会(筆記)75.63%。学科よりずっと高い。
  • 受けるには、2級の合格とFP業務の実務経験1年以上などの条件がある。次の学科試験は2027年1月24日で、申し込みは12月1日まで。
FP1級難易度4.5合格率 15.5%次の試験 2027年1月24日まとめを見る ›

1. FP1級は「学科」と「実技」の2段階

FP1級は、次の2つの試験に分かれています。学科と実技の両方に合格すると「1級FP技能士」になれます。

学科

行う団体
きんざいだけ
受け方
紙の試験(年3回、1月・5月・9月)
合格基準
200点満点で120点以上

実技(資産相談業務)

行う団体
きんざい
受け方
面接(年3回)
合格基準
200点満点で120点以上

実技(資産設計提案業務)

行う団体
日本FP協会
受け方
筆記(毎年9月)
合格基準
100点満点で60点以上
  • 学科は基礎編(150分・50問のマークシート)と応用編(150分・5題の記述式)です。
  • 実技は、きんざいの面接(2回、1回およそ12分)か、日本FP協会の筆記(120分・記述式2題)のどちらかを選びます。
  • 学科だけ合格した場合は「一部合格」になり、合格した試験日の年度の翌々年度末まで有効です。

2. この記事の数字について

  • 学科の数字は、きんざいの発表です(学科はきんざいだけが行っています)。
  • 実技の数字は、きんざい(面接)と日本FP協会(筆記)で別々に発表されているので、分けてのせています。
  • きんざいの数字は、2026年9月学科・2026年9〜10月実技だけが今の公式サイトにあります。それより前の回は、今の公式サイトでは見られないため、Internet Archive に保存されていたきんざい公式ページから取りました。
  • きんざいの2026年5月学科・2026年6月実技の結果は、今の公式サイトにも保存版にも見つからなかったため、のせていません。

3. 学科試験の合格率(きんざい)

2023年9月

受検者
5,023人
合格者
653人
合格率
13.00%

2024年1月

受検者
5,226人
合格者
456人
合格率
8.72%

2024年5月

受検者
4,340人
合格者
736人
合格率
16.95%

2024年9月

受検者
4,312人
合格者
688人
合格率
15.95%

2025年1月

受検者
4,782人
合格者
804人
合格率
16.81%

2025年5月

受検者
3,909人
合格者
733人
合格率
18.75%

2025年9月

受検者
3,764人
合格者
580人
合格率
15.40%

2026年1月

受検者
4,338人
合格者
543人
合格率
12.51%

2026年9月

受検者
2,996人
合格者
512人
合格率
17.08%
  • 9回の合格率は8.72%〜18.75%で、受けた人のおよそ5〜11人に1人が合格しています(当サイトの計算)。
  • 2025年度(2025年5月・9月・2026年1月)の3回を合わせると、12,011人中1,856人が合格で15.5%でした(当サイトの計算)。
  • 2024年1月は8.72%と、ほかの回より低い結果でした。理由は、きんざいから説明されていません。

4. 実技試験の合格率(きんざい・面接)

2023年9月

受検者
196人
合格者
157人
合格率
80.10%

2024年2月

受検者
698人
合格者
614人
合格率
87.96%

2024年6月

受検者
554人
合格者
458人
合格率
82.67%

2024年9月

受検者
475人
合格者
419人
合格率
88.21%

2025年2月

受検者
794人
合格者
661人
合格率
83.25%

2025年6月

受検者
903人
合格者
758人
合格率
83.94%

2025年9月・10月

受検者
558人
合格者
485人
合格率
86.91%

2026年2月

受検者
715人
合格者
620人
合格率
86.71%

2026年9月・10月

受検者
387人
合格者
335人
合格率
86.56%
  • 9回とも80%〜88%台です。
  • 2025年度(2025年6月・9〜10月・2026年2月)の3回を合わせると、2,176人中1,863人が合格で85.6%でした(当サイトの計算)。

5. 実技試験の合格率(日本FP協会・筆記)

日本FP協会は、1級では実技試験だけを、毎年9月に行っています。

2021年9月

受検者
1,201人
合格者
1,126人
合格率
93.8%

2022年9月

受検者
1,198人
合格者
1,186人
合格率
99.0%

2023年9月

受検者
1,005人
合格者
967人
合格率
96.2%

2024年9月

受検者
1,333人
合格者
1,099人
合格率
82.44%

2025年9月

受検者
1,338人
合格者
1,012人
合格率
75.63%
  • 2022年9月の99.0%から、2025年9月は75.63%まで下がっています。理由は、日本FP協会から説明されていません。
  • 2026年9月13日の結果は、11月12日に発表の予定です(2026年11月1日時点)。

6. 学科と実技、数字を見るときの注意

  • 実技の合格率は学科よりずっと高いですが、実技を受けるのは、主に学科の合格者など受検資格を満たした人だけです。受ける人の顔ぶれが違うので、そのまま比べることはできません。
  • きんざいの面接と日本FP協会の筆記は、試験の形も合格基準も違います。どちらが受かりやすいかを、この数字だけで決めることはできません。

7. 受検資格: 誰でも受けられるわけではない

学科試験は、次のどれか1つが必要です。

  • 2級FP技能検定の合格者で、FP業務の実務経験1年以上
  • FP業務の実務経験5年以上
  • 金融渉外技能審査2級の合格者で、実務経験1年以上

実技試験は、1級学科試験の合格者、1級FP技能検定の合格者、日本FP協会のCFP認定者・CFP資格審査試験の合格者、FP養成コースの修了者で実務経験1年以上の人などが受けられます。

8. 次の試験日と申し込み

きんざい 学科

試験日
2027年1月24日(日)
申し込み
10月28日〜12月1日17時30分(受付中)
合格発表
3月5日(予定)

きんざい 実技(面接)

試験日
2027年2月6日から(会場で違う)
申し込み
11月16日〜12月11日(まだ始まっていない)
合格発表
3月15日(予定)

日本FP協会 実技(筆記)

試験日
2027年9月12日
申し込み
7月15日〜8月5日(まだ始まっていない)
合格発表
11月2日(予定)
  • きんざいの面接は、東京・岡山が2月6日(東京は7日も)、名古屋・大阪が2月13日・14日、福岡が2月13日です。定員があります。
  • きんざいは、FP技能検定CBTS受験者専用サイトのマイページから申し込みます。受検票は送られてこないので、試験日の2週間前ごろからマイページでダウンロードして印刷し、顔写真をはります。
  • 日本FP協会は、インターネットか書面で申し込みます。受検地は全国14都市から1つ選びます。
試験受検手数料(非課税)
学科(きんざい)8,900円
実技(きんざい・面接)28,000円
実技(日本FP協会・筆記)20,000円

決済・支払いの手数料は別にかかります。

9. まとめ

  • 学科(きんざい)の合格率は、2025年度で15.5%(当サイトの計算)、回ごとでは8.72%〜18.75%。
  • 実技は、2025年度できんざいの面接85.6%(当サイトの計算)、日本FP協会の筆記75.63%。
  • 受けるには、2級の合格と実務経験1年以上などの条件がある。

受検手数料や申し込み方は、FP1級のまとめにのせています。2級の合格率は「FP2級の合格率」にまとめています。

FP1級のまとめを見る合格率の推移・試験日程・受験料・難易度合格率15.5%(きんざいの学科 2025年度)

次に読む

出典