ITパスポート
ITパスポートの合格率は下がっている?5年度の推移と、社会人・学生の差【公式データ】
資格の虎編集部・公開 2026/10/29
ITパスポートの合格率は下がっている?
IPA(情報処理推進機構)の発表から
- 年度ごとの合格率
- 社会人と学生で、合格率に約10ポイントの差
- 学生は、学校によって大きく違う
この記事の結論
社会人
50.9%
学生
41.0%
2025年度の合格率(IPA の発表)。社会人のほうが約10ポイント高い
- 合格率は2021年度の52.7%から、2025年度の48.6%まで4年続けて下がっている。
- 2025年度は社会人50.9%、学生41.0%で、社会人のほうが約10ポイント高い。
- 学生の中では、大学院68.1%・大学48.0%に対して、高校24.9%・専門学校23.8%と差が大きい。
1. 年度ごとの合格率
IPA が発表している統計で、2021〜2025年度の合格率を並べると、4年続けて少しずつ下がっています。
2021年度
- 受験者
- 211,145人
- 合格者
- 111,241人
- 合格率
- 52.7%
2022年度
- 受験者
- 231,526人
- 合格者
- 119,495人
- 合格率
- 51.6%
2023年度
- 受験者
- 265,040人
- 合格者
- 133,292人
- 合格率
- 50.3%
2024年度
- 受験者
- 273,905人
- 合格者
- 134,617人
- 合格率
- 49.1%
2025年度
- 受験者
- 271,352人
- 合格者
- 132,012人
- 合格率
- 48.6%
- 年度は4月〜翌年3月です。
- 2026年度は、4〜9月の集計で合格率48.9%(受験者109,986人)です。
受験者は2021年度の約21万人から、2024年度には約27万人まで増えました。受ける人が増えるのと並んで、合格率は約4ポイント下がっています。
2. 社会人と学生で、合格率に約10ポイントの差
受ける人を社会人と学生に分けると、どの年度も社会人のほうが合格率が高い結果です。
2021年度
- 社会人
- 57.3%
- 学生
- 41.2%
2022年度
- 社会人
- 55.0%
- 学生
- 40.0%
2023年度
- 社会人
- 53.0%
- 学生
- 40.2%
2024年度
- 社会人
- 51.6%
- 学生
- 40.1%
2025年度
- 社会人
- 50.9%
- 学生
- 41.0%
学生の合格率は40〜41%前後でほとんど変わっていません。下がっているのは社会人の合格率で、2021年度の57.3%から2025年度の50.9%まで下がりました。全体の合格率が下がっているのは、主にこのためです。
受験者の約8割は社会人です(2025年度は応募者の77.4%)。
3. 学生は、学校によって大きく違う
2025年度の学生の合格率を、在学中の学校ごとに見ると、大きな差があります。
大学院
- 受験者
- 2,940人
- 合格率
- 68.1%
大学
- 受験者
- 36,646人
- 合格率
- 48.0%
高専
- 受験者
- 1,106人
- 合格率
- 36.9%
小・中学校
- 受験者
- 483人
- 合格率
- 33.5%
高校
- 受験者
- 13,878人
- 合格率
- 24.9%
専門学校
- 受験者
- 5,527人
- 合格率
- 23.8%
短大
- 受験者
- 593人
- 合格率
- 18.5%
4. 社会人は、IT系の仕事の人のほうが少し低い
社会人をIT系の仕事とそれ以外に分けると、2025年度はIT系48.9%、IT系以外51.4%でした。2021年度から5年度とも、IT系の仕事の人のほうが合格率が低い結果です。
5. 数字を見るときの注意
- 合格率は、受ける人の顔ぶれでも変わります。学校ごと・仕事ごとの差は、試験の難しさの差ではありません。
- 社会人・学生の区分や学校・仕事の種類は、申し込みのときのアンケートに答えた内容です。
6. 2026年12月28日から試験が休止
ITパスポート試験は、システムの入れ替えのため、2026年12月28日以降は試験が休止になります。年内に受けたい人は「ITパスポートは2026年12月28日から休止」で日程と申し込みの締め切りを確かめてください。
試験の基本と受験料は、ITパスポートのまとめにのせています。
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