危険物甲種
危険物甲種の合格率は34.0%。7年度の推移と、受けるのに必要な受験資格【公式データ】
資格の虎編集部・公開 2026/11/01
危険物甲種資格の虎
危険物甲種の合格率は34.0%
消防試験研究センターの発表から
- 年度ごとの合格率(全国)
- 乙4との比べ方
- 受験資格: 次のどれか1つが必要
この記事の結論
甲種の合格率
34.0%
乙4の合格率
31.9%
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の全国の合格率(消防試験研究センターの発表)
- 甲種の合格率は、2025年度が34.0%(受験者20,296人)。2019〜2025年度は31.7〜42.5%で、2023年度からは31〜35%台。
- 甲種を受けるには受験資格が要る。大学などで化学を学んだ、乙種の免状を決められた組み合わせで4種類以上持っている、など。
- 試験日と申し込みの期間は都道府県ごとに違い、甲種の試験は乙4より少ない(2026年10月〜2027年3月は東京都・大阪府とも3回)。
1. 年度ごとの合格率(全国)
消防試験研究センターは、全国の試験の結果を年度ごと(4月〜翌年3月)にまとめて発表しています。甲種の数字は次のとおりです。
2019年度
- 受験者
- 19,540人
- 合格者
- 7,721人
- 合格率
- 39.5%
2020年度
- 受験者
- 17,957人
- 合格者
- 7,632人
- 合格率
- 42.5%
2021年度
- 受験者
- 22,835人
- 合格者
- 9,050人
- 合格率
- 39.6%
2022年度
- 受験者
- 22,278人
- 合格者
- 8,196人
- 合格率
- 36.8%
2023年度
- 受験者
- 20,963人
- 合格者
- 6,652人
- 合格率
- 31.7%
2024年度
- 受験者
- 21,257人
- 合格者
- 7,484人
- 合格率
- 35.2%
2025年度
- 受験者
- 20,296人
- 合格者
- 6,900人
- 合格率
- 34.0%
- 7年度の合格率は31.7〜42.5%です。いちばん高いのは2020年度の42.5%、いちばん低いのは2023年度の31.7%でした。
- 2023年度からは、31〜35%台です。合格率が変わった理由は、説明されていません。
- 受験者は毎年約2万人です(乙4は2025年度に222,545人)。
- 2026年度は、4〜8月の集計で合格率35.0%(受験者6,373人、合格者2,228人)です。
2. 乙4との比べ方
2025年度の合格率は、甲種34.0%、乙4(乙種第4類)31.9%でした。ほかの乙種(第1・2・3・5・6類)は62.1〜67.6%、丙種は48.0%です。
ただし、甲種と乙種では、受ける人の条件がちがいます。甲種は受験資格がある人だけが受け、乙種と丙種は誰でも受けられます。また、乙種のほかの類は、乙種の免状がある人が科目の免除を受けて受けることができますが、甲種には科目の免除はありません。
乙4の合格率と、ほかの類との違いは「危険物乙4の合格率は31.9%」にまとめています。
3. 受験資格: 次のどれか1つが必要
| 受験資格 | 内容 |
|---|---|
| 化学の学科を卒業 | 大学・短大・高専などで、化学に関する学科などを卒業 |
| 化学の単位 | 大学などで、化学に関する授業科目を15単位以上修得(在学中でもよい) |
| 実務経験 | 乙種の免状を取った後に、危険物を扱う実務経験が2年以上 |
| 乙種の免状4種類 | 決められた組み合わせで、乙種の免状を4種類以上持っている |
| 学位 | 化学を専攻して、修士・博士の学位を持っている |
- 申し込みのときは、卒業証明書・単位修得証明書・乙種の免状など、受験資格を証明する書類を付けます(電子申請ではアップロード)。
- 乙種をすべての類で持っていても、甲種に切り替わることはありません。甲種は別に受けないと取れません。
- くわしい条件は、消防試験研究センターの「甲種危険物取扱者試験の受験資格」で確かめてください。
4. 試験の中身と合格基準
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 危険物に関する法令 | 15問 |
| 物理学及び化学 | 10問 |
| 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 20問 |
- マークシートの五肢択一(5つから選ぶ)で、45問・試験時間は2時間30分です。
- 科目ごとに60%以上とれば合格です。1つの科目でも60%に届かないと不合格になります。
- 甲種の免状があると、第1類から第6類まですべての危険物について、扱うこと・定期点検・保安の監督ができます。
5. 試験日と申し込みは都道府県で違う
試験日・受付期間・合格発表の日は、受ける都道府県の支部(東京都は中央試験センター)ごとに決まっています。甲種の試験は乙4より少なく、2026年10月〜2027年3月は東京都が3回(三宅島の会場1回を含む)、大阪府が3回です(消防試験研究センター「令和8年度後期 試験日程」2026年11月1日時点)。
| 東京都の甲種の試験日(例) | 受付期間 |
|---|---|
| 2026年11月28日 | 10月5日〜10月16日(終了) |
| 2027年2月7日 | 12月11日〜12月21日(まだ始まっていない) |
- 住所や勤め先に関係なく、好きな都道府県で受けられます。
- 申し込みは電子申請(インターネット)と書面の2つです。2028年度(令和10年度)からは、原則として電子申請だけになる予定です。
- 試験手数料は7,200円(非課税)です。合格した後の免状の交付に、別に2,900円かかります。
ほかの都道府県の日程は、消防試験研究センターの「試験日程[全国一覧]」で調べられます。
受験料や申し込み方は、危険物甲種のまとめにのせています。
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- 中小企業診断士の合格率は第1次23.0%・第2次17.6%。2026年度から口述試験はなし【公式データ10年分】第1次試験(2026年度) 23.0%第2次試験(2025年度) 17.6%第1次試験の合格率は、2026年度が23.0%(受験者17,829人)。2017〜2026年度では21.7%〜42.5%と、年によって大きく違う。
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出典
- 消防試験研究センター「試験実施状況」(令和元年度〜令和8年度)
- 消防試験研究センター「試験実施状況(令和7年4月~令和8年3月)」
- 消防試験研究センター「試験実施状況(令和8年4月~令和8年8月)」
- 消防試験研究センター「甲種危険物取扱者試験の受験資格」
- 消防試験研究センター「試験科目及び問題数」
- 消防試験研究センター「試験の方法」
- 消防試験研究センター「よくある質問(危険物取扱者試験)」
- 消防試験研究センター「危険物取扱者について」
- 消防試験研究センター「令和8年度後期 試験日程(危険物取扱者試験)」(令和8年11月1日時点)
- 消防試験研究センター「新規免状の交付」
- 消防試験研究センター「令和10年度から受験申込みは電子申請を原則とします」