宅建士
宅建は独学でも受けられる。ただし独学の勉強時間の目安は500〜600時間以上と長め【公式データと講座各社の目安】
資格の虎編集部・公開 2026/11/01
宅建は独学でも受けられる
不動産適正取引推進機構(RETIO)の発表から
- 結論: 独学でも受けられるが、時間は長めに見ておく
- 宅建試験の基本
- 難易度: 当サイトの基準で★4.4
この記事の結論
2025年度の合格率
18.7%
独学の勉強時間の目安
500〜600時間以上
当サイトの難易度
★4.4 / 5
合格率は不動産適正取引推進機構の発表。勉強時間はユーキャン・TACの公開ページの目安。難易度は合格率から出した当サイトの計算
- 受験資格はなく、講座を受けることも条件ではない。合否は毎年発表される合格点(2025年度は50問中33問)に届いたかで決まる。
- 独学の勉強時間の目安は、ユーキャンが「知識ゼロで500時間ほど」、TACが「独学で600時間以上」。講座を使う場合の目安(300〜400時間など)より長い。
- 2027年度の試験が原則どおり10月17日(第3日曜日)なら、11月1日から500時間で1日約1.4時間(当サイトの計算)。
1. 結論: 独学でも受けられるが、時間は長めに見ておく
宅建試験は、日本国内に住んでいれば年齢・学歴に関係なく誰でも受けられます。講座を受けることは受験の条件ではなく、合否は毎年発表される合格点以上を取れたかだけで決まります。この意味で、独学で受けて合格を目指すことはできます。
ただし、主催の不動産適正取引推進機構(RETIO)の発表には、独学か講座かで分けた合格率はありません。そのため「独学で何%受かるか」は公式の数字では言えません。ここでは、公式に分かる試験のデータと、講座・学習サイトが公開している勉強時間の目安から、独学で準備するときの目安をまとめます。
2. 宅建試験の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 不動産適正取引推進機構(国土交通大臣が指定した試験機関) |
| 受験資格 | 日本国内に住んでいれば誰でも受けられる |
| 試験日 | 年1回、10月の第3日曜日。13時〜15時(2時間) |
| 出題 | 50問・四肢択一式の筆記試験(登録講習修了者は45問) |
| 合格基準 | 毎年発表される合格点以上(2025年度は50問中33問、2024年度は50問中37問) |
| 受験手数料 | 8,200円(非課税) |
合格点は前もって決まっておらず、毎年の合格発表で「合否判定基準」として発表されます。
3. 難易度: 当サイトの基準で★4.4
当サイトの難易度は、どの資格も合格率だけから同じ式で出しています(星の数 = 1 + 4 ×(90 − 合格率)÷ 85)。宅建は、2025年度の合格率 18.7%(受験者245,462人・合格者45,821人、RETIO の発表)から、5点中4.4 です(当サイトの計算)。
10月の試験の合格率は、2020〜2025年度に17.0%〜18.7%の間でした。合格率は受ける人の顔ぶれでも変わるので、この星は勉強時間の目安ではなく「受かる人の割合から見た難しさ」です。くわしい推移は宅建の合格率と合格点の記事にまとめています。
4. 独学だとどのくらい時間がかかるか
勉強時間に公式の数字はありません。講座・学習サイトが公開している目安は次のとおりです(2026年11月1日に各ページで確認)。
| サイト | 書かれている目安 |
|---|---|
| ユーキャン | 「独学:知識ゼロで500時間ほど、法律系の受験経験者や不動産業界の人は300~350時間/通信講座・予備校:300~400時間」 |
| TAC | 「独学で600時間以上、資格予備校で400時間」 |
| スタディング | 「一般的に200〜300時間(予備知識なしなら合計300時間を目安)」 |
独学と講座を分けて書いているユーキャンと TAC は、どちらも独学のほうを長く見ています。法律を初めて学ぶ人が独学で始めるなら、500〜600時間以上を目安にしておくと、これらの目安の範囲に入ります。法律の学習経験や不動産業の実務経験があれば短くなる、とされています。
5. 何を用意するか
- 試験の範囲を確かめる:出題の形式(50問・四肢択一式、2時間)と合格基準は RETIO の「宅建試験の概要」に書かれています。まず公式のページで、何がどんな形で出るかを確かめます。
- 合格点の水準を知っておく:合格点は2025年度が50問中33問、2024年度が50問中37問でした。毎年変わるので、決まった目標点はありません。
- 受験手数料:8,200円。インターネットか郵送で申し込みます。2026年度の申し込みは、インターネットが7月1日〜31日、郵送が7月1日〜15日でした。
6. スケジュールの例(目安)
2027年度の試験の日程は、まだ発表されていません(原則として毎年6月の第1金曜日に公告)。ここでは「10月の第3日曜日」という原則から、2027年10月17日(日) と仮に置いて計算します。
2026年11月1日に始めると、試験の前日までは350日です。
300時間
- 1日あたり
- 約0.9時間
- 1週間あたり
- 約6時間
500時間
- 1日あたり
- 約1.4時間
- 1週間あたり
- 約10時間
600時間
- 1日あたり
- 約1.7時間
- 1週間あたり
- 約12時間
- どの数字も、上の勉強時間の目安を日数で割った当サイトの計算です。休む日をつくるなら、そのぶん1日あたりは長くなります。
- 2026年度の申し込みは7月でした(インターネットは7月1日〜31日)。2027年度の日程が発表されたら、RETIO のページで確かめてください。
7. 講座を使うかの考え方
講座を使うと勉強時間が短くなる、と書いている講座の会社もあります(ユーキャンは通信講座・予備校で300~400時間、TACは資格予備校で400時間)。
- 1日1.5時間ほどの時間を1年近く続けるのが難しいなら、講座も選択肢です。
- 法律を初めて学び、何から手をつけるか迷うなら、講座も選択肢です。
宅建のオンライン講座の値段や中身は、宅建の通信講座・オンライン講座の比較にまとめています。試験の基本や受験料、仕事での評価は宅建士のまとめにのせています。
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- 社労士試験の合格率は5〜9%台。2026年度は9.3%で、10年の中でいちばん高い【公式データ10年分】2026年度(第58回)の合格率 9.3%2025年度(第57回)の合格率 5.5%合格率は、2017〜2026年度の10年で5.3%〜9.3%。2026年度(第58回)は9.3%で、10年の中でいちばん高く、2025年度の5.5%より3.8ポイント高い(差は当サイトの計算)。
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- マンション管理士の合格率は11.0%。2025年度の合格点は50問中42問【公式データ2年分】2025年度の合格率 11.0%2024年度の合格率 12.7%2025年度の合格最低点 50問中42問合格率は、2025年度が11.0%(受験者10,984人)、2024年度が12.7%(受験者10,955人)。公式の資料で確かめられたのはこの2年分だけ。
- 漢検3級の合格率は約5割。回ごと・年度ごとの推移と、2級・準2級との違い【公式データ】2025年度の合格率 49.2%2026年度 第1回の合格率 46.7%2025年度の合格率は49.2%(3回の合計から当サイトで計算)。2022〜2025年度は、年度ごとに48.0%〜49.6%の間。
- 登録販売者の合格率は約4〜5割。2025年度は40.7%で、10年でいちばん低かった【厚生労働省の公式データ10年分】2025年度の合格率 40.7%2024年度の合格率 46.7%全国の合格率は、2016〜2025年度の10年で40.7%〜49.3%の間。2025年度は40.7%(受験者58,996人)で、10年でいちばん低かった。
- 介護福祉士の合格率は70.1%。第38回から「パート合格」が始まった【公式データ5回分】第38回の合格率 70.1%第37回の合格率 78.3%介護福祉士の合格率は、第38回(2026年1月)が70.1%(受験者78,469人)。第35回の84.3%から3回続けて下がっている。
- 保育士試験の合格者は2025年度10,621人。合格率は公式に出ていない。2027年の試験日も【公式データ】2025年度の受験申請者 54,807人2025年度の合格者 10,621人2025年度の保育士試験は、受験申請者54,807人・合格者10,621人(こども家庭庁の発表)。公式に出ているのはこの2つの数字だけで、合格率は出ていない。
- 第一種衛生管理者の合格率は約46%。受けるには労働衛生の実務経験が必要【公式データ】第一種衛生管理者 46.8%第二種衛生管理者 48.7%第一種衛生管理者の合格率は、2025年度が46.8%(受験者66,401人)。2023〜2025年度は46.0〜46.8%で、ほぼ同じ。
- 電験三種の合格率は12.8%。年2回になってからの推移と、CBTで受ける人の増え方【公式データ】合格率(4科目合格) 12.8%科目合格率 28.6%電験三種の合格率は、2026年度上期が12.8%(受験者25,127人)。2025年度上期からの3回は12.8〜13.1%で、その前の5回(15.7〜21.2%)より低い。
- 危険物甲種の合格率は34.0%。7年度の推移と、受けるのに必要な受験資格【公式データ】甲種の合格率 34.0%乙4の合格率 31.9%甲種の合格率は、2025年度が34.0%(受験者20,296人)。2019〜2025年度は31.7〜42.5%で、2023年度からは31〜35%台。
- 色彩検定2級の合格率は約7割。3年度の推移と合格点、3級との比べ方【公式データ】2級の合格率(2025年度) 72.23%2級の合格率(2024年度) 69.12%2級の合格率は、2023年度72.17%、2024年度69.12%、2025年度72.23%(協会の発表)。
- ビジネス実務法務検定2級の合格率は約4割。回ごとの推移と、3級との違い【公式データ】2025年度(2回の合計)の合格率 39.8%第59回(2026年6〜7月)の合格率 35.6%2025年度の2級の合格率は39.8%(東京商工会議所の発表)。2022年度は51.6%で、2023年度からは30%台が続いている。
- 第一種電気工事士の合格率は学科55〜59%・技能55〜62%。年2回になってからの推移【公式データ】学科試験 57.3%技能試験 56.1%年2回になった2024年度上期から2026年度上期までの5回で、学科試験の合格率は55.4〜59.3%、技能試験は55.1〜61.9%(電気技術者試験センターの発表)。
- FP1級の合格率は学科15.5%・実技76〜86%(2025年度)。受検資格と2つの実技の違い【きんざい・日本FP協会の公式データ】学科(きんざい) 15.5%実技(きんざい・面接) 85.6%実技(日本FP協会・筆記) 75.63%学科試験はきんざいだけが行い、2025年度(3回の合計)の合格率は15.5%(当サイトの計算)。最新の2026年9月は17.08%。
- FP3級は独学でも受けられる。勉強時間の目安は初学者で80〜150時間、合格率は日本FP協会で8割台【公式データと講座各社の目安】日本FP協会 学科(2025年10月〜2026年2月) 86.6%勉強時間の目安(初学者) 80〜150時間当サイトの難易度 ★1.7 / 5講座を受けることは受検の条件ではなく、合否は点数で決まる(学科は60点満点で36点以上など)。CBT方式で、休止期間を除いて受ける日を選べる。
- 行政書士は独学でも受けられる。ただし独学の勉強時間の目安は800〜1,000時間で、1日2〜3時間を約1年【公式データと講座各社の目安】2025年度の合格率 14.54%独学の勉強時間の目安(法律初学者) 800〜1,000時間当サイトの難易度 ★4.6 / 5受験資格はなく、講座を受けることも条件ではない。合否は300点満点で180点以上など、3つの基準をすべて満たすかで決まる。
- 簿記3級は独学でも受けられる。独学の勉強時間の目安は100〜150時間、講座利用なら50〜100時間【公式データと講座各社の目安】ネット試験の合格率(2025年度) 40.8%独学の勉強時間の目安 100〜150時間当サイトの難易度 ★3.3 / 5受験資格はなく、講座を受けることも条件ではない。合否は70%以上(2027年4月からは100点満点で70点以上)取れたかで決まる。
- 第二種衛生管理者は独学でも受けられる。勉強時間の目安は約60時間(独学で60〜100時間)、ただし受験には実務経験が必要【公式データと講座各社の目安】2025年度の合格率 48.7%独学の勉強時間の目安 60〜100時間当サイトの難易度 ★2.9 / 5講座を受けることは条件ではないが、労働衛生の実務経験(大学などの卒業後1年以上など)と事業者証明書が必要。合否は科目ごと40%以上・合計60%以上で決まる。
- 登録販売者は独学でも受けられる。独学の勉強時間の目安は約400時間で、1日2時間なら約200日【公式データと講座各社の目安】2025年度の全国の合格率 40.7%独学の勉強時間の目安 約400時間当サイトの難易度 ★3.3 / 5受験資格はなく(2015年度から学歴・実務経験は不要)、講座を受けることも条件ではない。合否は全体の7割程度の正解と、項目ごとの基準で決まる。
- FP3級・2級の通信講座・オンライン講座を比較。3級は税込9,350円から、2級は18,370円から【3社の公式サイトで確認】FP3級の買い切り講座 税込9,350円〜19,800円FP2級の買い切り講座 税込18,370円〜25,300円オンスク.JP(月額) 税込1,078円〜1,628円オンスク.JPは月額(税込1,078円または1,628円)で3級も2級も受け放題。SMART合格講座と資格対策ドットコムは講座ごとの買い切り。
- 行政書士の通信講座・オンライン講座を比較。値段は月1,078円から16万円台まで【3社の公式サイトで確認】オンスク.JP(月額) 税込1,078円〜1,628円SMART合格講座 税込10,450円〜64,350円資格スクエア 税込69,300円〜169,400円オンスク.JPは月額(税込1,078円または1,628円)の受け放題。資格スクエアとSMART合格講座は講座ごとの買い切り。
- 資格スクエアとは?行政書士講座は税込69,300円から。学研グループのオンライン講座の中身と、向いている人【公式サイトで確認】行政書士講座(6つ) 税込69,300円〜169,400円宅建コンプリート講座 税込66,000円〜77,000円無料会員登録で見られる講義 60講義2026年1月5日に学研グループに入り、いまの会員規約と特定商取引法の表示では、運営は株式会社Gakken LEAP。
- オンスク.JPとは?月1,078円から70以上の講座が受け放題の中身と、向いている人【公式サイトで確認】ウケホーダイ ライト(月額) 税込1,078円ウケホーダイ スタンダード(月額) 税込1,628円スタンダード12ヵ月一括 税込18,557円月額の「ウケホーダイ」で、簿記3級・FP・宅建・行政書士など70以上の講座が受け放題。ライトは月1,078円、スタンダードは月1,628円(税込)。
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出典