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行政書士

行政書士は独学でも受けられる。ただし独学の勉強時間の目安は800〜1,000時間で、1日2〜3時間を約1年【公式データと講座各社の目安】

資格の虎編集部・公開 2026/11/01

行政書士資格の虎

行政書士は独学でも受けられる

行政書士試験研究センターの発表から

  • 結論: 独学でも受けられるが、時間はかなり長く見ておく
  • 行政書士試験の基本
  • 難易度: 当サイトの基準で★4.6

この記事の結論

2025年度の合格率

14.54%

独学の勉強時間の目安(法律初学者)

800〜1,000時間

当サイトの難易度

★4.6 / 5

合格率は行政書士試験研究センターの発表。勉強時間はユーキャン・アガルート・伊藤塾の公開ページの目安。難易度は合格率から出した当サイトの計算

  • 受験資格はなく、講座を受けることも条件ではない。合否は300点満点で180点以上など、3つの基準をすべて満たすかで決まる。
  • 法律初学者が独学で目指す場合の目安は800〜1,000時間(ユーキャン・アガルート・伊藤塾)。受験指導校を使う場合は300〜500時間とする講座もある。
  • 2027年度の試験が原則どおり11月14日(第2日曜日)なら、11月1日から800〜1,000時間で1日約2.1〜2.6時間(当サイトの計算)。
行政書士難易度4.6合格率 14.5%次の試験 2026年11月8日まとめを見る ›

1. 結論: 独学でも受けられるが、時間はかなり長く見ておく

行政書士試験は、年齢・学歴・国籍などに関係なく誰でも受けられます。講座を受けることは受験の条件ではなく、合否は点数の基準を満たしたかだけで決まります。この意味で、独学で受けて合格を目指すことはできます。

ただし、行政書士試験研究センターの発表には、独学か講座かで分けた合格率はありません。ここでは、公式に分かる試験のデータと、講座・学習サイトが公開している勉強時間の目安から、独学で準備するときの目安をまとめます。

2. 行政書士試験の基本

項目内容
主催行政書士試験研究センター(総務大臣が指定した試験機関)
受験資格年齢・学歴・国籍などに関係なく、誰でも受けられる
試験日年1回、11月の第2日曜日。午後1時〜4時(3時間)
出題60問。法令等46問(憲法・行政法・民法・商法・基礎法学。択一式・多肢選択式・40字程度の記述式)と、基礎知識14問(択一式)
合格基準300点満点。法令等122点以上、基礎知識24点以上、全体180点以上の3つをすべて満たす(2025年度の基準)
受験手数料10,400円(インターネット申込はシステム手数料370円が別)

全体で180点を取っても、法令等か基礎知識のどちらかが基準に届かないと合格になりません。

3. 難易度: 当サイトの基準で★4.6

当サイトの難易度は、どの資格も合格率だけから同じ式で出しています(星の数 = 1 + 4 ×(90 − 合格率)÷ 85)。行政書士は、2025年度の合格率 14.54%(受験者50,163人・合格者7,292人、センターの発表)から、5点中4.6 です(当サイトの計算)。

2016〜2025年度の合格率は 9.95%〜15.72% の間でした。合格率は受ける人の顔ぶれでも変わるので、この星は勉強時間の目安ではなく「受かる人の割合から見た難しさ」です。くわしい推移は行政書士の合格率の記事にまとめています。

4. 独学だとどのくらい時間がかかるか

勉強時間に公式の数字はありません。講座・学習サイトが公開している目安は次のとおりです(2026年11月1日に各ページで確認)。

サイト書かれている目安
ユーキャン「行政書士に合格するために必要な勉強時間の目安は500~1000時間。(法律初学者の独学は1年間で800~1,000時間、1日2~3時間程度)」
アガルート「行政書士試験の合格に必要な勉強時間は500~1000時間といわれています。/独学・初心者の勉強時間は800~1000時間以上」
伊藤塾「独学で目指す場合は、800〜1,000時間が一応の目安となる/受験指導校を利用すれば300〜500時間で合格レベルに到達できる」
アルク資格比較「行政書士試験の合格に必要な勉強時間は約800時間が一般的な目安です。」

独学について書いている3つのサイトは、どれも800〜1,000時間(アガルートは「以上」)としています。法律の勉強をしたことがある人や、毎日まとまった時間を取れる人は短く、勉強できる日が少ない人は長くなりがち、とされています。

5. 何を用意するか

  • 試験の範囲を確かめる:出題の科目(憲法・行政法・民法・商法・基礎法学と基礎知識)と形式は、センターの「試験の概要」に書かれています。記述式(40字程度)もあるので、選ぶ問題だけでなく書く問題の準備も要ります。
  • 合格基準を知っておく:基準は3つ(法令等122点以上・基礎知識24点以上・全体180点以上)。どれか1つでも届かないと不合格です。
  • 受験手数料:10,400円。2026年度の申し込みは、インターネットが7月21日〜8月24日、郵送が8月17日消印まででした。

6. スケジュールの例(目安)

2026年度の試験は11月8日(日)で、申し込みはすでに終わっています。これから独学を始める人は、2027年度の試験が目標になります。2027年度の日程はまだ発表されていないので、ここでは「11月の第2日曜日」という原則から 2027年11月14日(日) と仮に置いて計算します。

2026年11月1日に始めると、試験の前日までは378日です。

800時間

1日あたり
約2.1時間
1週間あたり
約15時間

1,000時間

1日あたり
約2.6時間
1週間あたり
約19時間
  • どの数字も、上の勉強時間の目安を日数で割った当サイトの計算です。休む日をつくるなら、そのぶん1日あたりは長くなります。
  • ユーキャンの「1日2~3時間程度」で約1年という目安とも、ほぼ合います。
  • 2027年度の日程と申込期間が発表されたら、センターのページで確かめてください。

7. 講座を使うかの考え方

伊藤塾は「受験指導校を利用すれば300〜500時間で合格レベルに到達できる」と書いています。独学の目安(800〜1,000時間)との差は大きく、講座を選ぶかどうかの判断材料になります。

  • 1日2時間以上の勉強を1年続けるのが難しいなら、講座も選択肢です。
  • 法律を初めて学び、記述式の書き方まで自分で身につけるのが不安なら、講座も選択肢です。

行政書士のオンライン講座の値段や中身は、行政書士の通信講座・オンライン講座の比較にまとめています。試験の基本や受験料、仕事での評価は行政書士のまとめにのせています。

行政書士のまとめを見る合格率の推移・試験日程・受験料・難易度合格率14.5%(本試験 2025年度)

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出典