簿記3級
簿記3級はネット試験と統一試験どっちが受かりやすい?公式の合格率で比べました
資格の虎編集部・公開 2026/10/29
簿記3級資格の虎
簿記3級はネット試験と統一試験どっちが受かりやすい?
日本商工会議所の発表から
- 年度ごとの合格率
- 統一試験は回によって大きく上下する
- 受験者の8割以上がネット試験を選んでいる
この記事の結論
ネット試験
40.8%
統一試験
37.0%
2025年度の合格率。ネット試験のほうが3.8ポイント高い(統一試験は年度内3回の合計から当サイトで計算)
- 2023〜2025年度は、3年度ともネット試験のほうが合格率が2.5〜5.5ポイント高い。
- 統一試験は回ごとの上下が大きく、28.7%〜42.4%の幅がある。
- 2025年度は受験者の約84%がネット試験を選んでいる。
1. 年度ごとの合格率
日本商工会議所が発表している受験者データで、2023〜2025年度の合格率を比べると、3年度ともネット試験のほうが高い結果でした。
2023年度
- 統一試験
- 34.6%
- ネット試験
- 37.1%
- 差
- ネットが2.5ポイント高い
2024年度
- 統一試験
- 33.1%
- ネット試験
- 38.6%
- 差
- ネットが5.5ポイント高い
2025年度
- 統一試験
- 37.0%
- ネット試験
- 40.8%
- 差
- ネットが3.8ポイント高い
- ネット試験は、公式に年度ごとの合格率が出ている数字です。
- 統一試験は、その年度に行われた3回(6月・11月・2月)の合格者数を実受験者数で割った、当サイトの計算です。
2. 統一試験は回によって大きく上下する
統一試験の合格率は、回によって28.7%〜42.4%と大きく変わっています。
第173回
- 試験日
- 2026年6月14日
- 合格率
- 33.8%
第172回
- 試験日
- 2026年2月22日
- 合格率
- 33.6%
第171回
- 試験日
- 2025年11月16日
- 合格率
- 34.5%
第170回
- 試験日
- 2025年6月8日
- 合格率
- 42.4%
第169回
- 試験日
- 2025年2月23日
- 合格率
- 28.7%
第168回
- 試験日
- 2024年11月17日
- 合格率
- 29.5%
第167回
- 試験日
- 2024年6月9日
- 合格率
- 40.7%
ネット試験の年度ごとの合格率は37.1%〜41.2%(2022〜2025年度)で、統一試験ほどの上下はありません。統一試験は全国で同じ問題を一斉に解くので、その回の問題の難しさがそのまま合格率に出やすいと考えられます。
3. 受験者の8割以上がネット試験を選んでいる
2025年度の実受験者は、統一試験が3回合わせて52,723人、ネット試験が276,477人でした。受験者の約84%がネット試験を受けています(当サイトの計算)。2023年度は約76%、2024年度は約81%で、ネット試験を選ぶ人の割合は年々増えています。
4. 合格率のほかに違うところ
| 統一試験 | ネット試験 |
|---|---|
| 試験日 | 年3回(6月・11月・2月)の決まった日 |
| 試験時間 | 60分 |
| 解き方 | 紙の冊子に書く |
| 受験料(税込) | 3,300円 |
| 結果 | 商工会議所ごとに後日発表 |
| 計算に使える道具 | 電卓かそろばん |
- ネット試験の事務手数料は、インターネットで申し込む方式だと550円(税込)、会場に直接問い合わせる方式だと0円から(会場によって違う)です。
- ネット試験は、仕訳の問題がプルダウンで勘定科目を選ぶ形です。金額や勘定科目名を入力する問題もあります。
- ネット試験の合格と統一試験の合格は同じ扱いです。合格証の価値に違いはありません。
5. ネット試験が受けられない期間に注意
ネット試験は、統一試験の前後に休止期間があります。2026年度は次の期間です。
- 2026年11月9日(月)〜11月18日(水)
- 2027年2月22日(月)〜3月3日(水)
6. 数字を見るときの注意
- 合格率が高いからといって、ネット試験の問題がやさしいとは言い切れません。受ける人の顔ぶれや、受けるタイミングを自分で選べることなども合格率に関係している可能性があります。
- 統一試験の年度ごとの合格率は当サイトの計算です。団体試験の数字は入っていません。
7. まとめ
- 2023〜2025年度は、どの年度もネット試験のほうが合格率が2.5〜5.5ポイント高い。
- 統一試験は回ごとの上下が大きい(28.7%〜42.4%)。
- 受験料は同じ3,300円だが、ネット試験は事務手数料がかかることがある。結果はネット試験ならその場で分かる。
- 自分の都合のいい日に受けたい、早く結果を知りたい人にはネット試験が向いています。
回ごとの合格率と受験者数は、簿記3級のまとめにグラフと表でのせています。
次に読む
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- 宅建の合格率は約15〜19%。合格点は毎年変わり、2025年度は33点【公式データ10年分】2025年度の合格率 18.7%2025年度の合格点 50問中33点2024年度の合格点 50問中37点合格率は、10月の試験では2016年度から2025年度まで15.4%〜18.7%の間。2025年度は18.7%だった。
- 基本情報技術者試験の合格率は下がっている?2023年度47.1%から2025年度38.3%へ【IPA公式データ】2023年度の合格率 47.1%2025年度の合格率 38.3%合格率は2023年度47.1%、2024年度40.8%、2025年度38.3%と2年続けて下がった。2026年度は9月までで39.6%。
- 情報セキュリティマネジメント試験の合格率は約7割。基本情報との違いと休止の日程【IPA公式データ】情報セキュリティマネジメント 2025年度 70.0%基本情報技術者 2025年度 38.3%合格率は2023年度72.6%、2024年度69.0%、2025年度70.0%で、約7割のまま大きく変わっていない。
- 危険物乙4の合格率は31.9%。7年度の推移と、ほかの類との違い【公式データ】乙4の合格率 31.9%ほかの乙種の合格率 62.1〜67.6%乙4の合格率は、2025年度が31.9%(受験者222,545人)。2022年度からは31〜32%台が続いている。
- 第二種電気工事士の合格率は学科55〜62%・技能69〜73%。CBTで受ける人が急に増えた【公式データ】学科試験 62.2%技能試験 73.4%学科試験の合格率は55.4〜62.2%、技能試験は68.8〜73.4%(2023年度上期〜2026年度上期の7回)。
- 第二種衛生管理者の合格率は約5割。受けるには労働衛生の実務経験が必要【公式データ】第二種衛生管理者 48.7%第一種衛生管理者 46.8%第二種衛生管理者の合格率は、2025年度が48.7%(受験者40,653人)。2023〜2025年度は48.7〜49.8%で、ほぼ同じ。
- 秘書検定2級・3級の合格率は?ペーパー試験とCBTを公式データで比べました2級 ペーパー試験 58.5%2級 CBT試験 62.4%3級 ペーパー試験 72.7%3級 CBT試験 67.1%2025年度の合格率は、2級がペーパー試験58.5%・CBT試験62.4%、3級がペーパー試験72.7%・CBT試験67.1%(ペーパーは当サイトの計算)。
- 色彩検定3級の合格率は?3年度の推移と合格点、2級との比べ方【公式データ】3級の合格率(2025年度) 75.69%2級の合格率(2025年度) 72.23%3級の合格率は、2023年度74.08%、2024年度74.73%、2025年度75.69%(協会の発表)。
- FP2級の合格率は学科約5割・実技約6割。CBTになっても期間ごとの差は大きい【日本FP協会の公式データ】学科 50.8%実技 62.9%日本FP協会の CBT 試験の合格率は、2025年度(2025年4月〜2026年2月)で学科50.8%・実技62.9%(当サイトの計算)。2026年4〜8月は学科50.36%・実技56.73%。
- 簿記1級の合格率は約10〜21%。直近の第173回は21.2%で、10回の中でいちばん高い【公式データ】第173回(2026年6月)の合格率 21.2%第171回(2025年11月)の合格率 15.2%合格率は、第159回〜第173回の10回で10.1%〜21.2%。直近の第173回(2026年6月)は21.2%で、10回の中でいちばん高かった。
- 応用情報技術者試験の合格率は約22〜29%。2026年度からCBTになり科目Aと科目Bは別の日に【IPA公式データ】2025年度秋期の合格率 24.5%2025年度春期の合格率 22.1%合格率は、2021年度春期〜2025年度秋期の10回で22.1%〜28.5%。直近の2025年度秋期は24.5%(受験者44,005人)。
- 行政書士試験の合格率は約10〜16%。2025年度は14.54%、2026年度の試験は11月8日【公式データ10年分】2025年度の合格率 14.54%2024年度の合格率 12.90%合格率は、2016〜2025年度の10年で9.95%〜15.72%。2025年度は14.54%で、合格者7,292人は10年の中でいちばん多い。
- 社労士試験の合格率は5〜9%台。2026年度は9.3%で、10年の中でいちばん高い【公式データ10年分】2026年度(第58回)の合格率 9.3%2025年度(第57回)の合格率 5.5%合格率は、2017〜2026年度の10年で5.3%〜9.3%。2026年度(第58回)は9.3%で、10年の中でいちばん高く、2025年度の5.5%より3.8ポイント高い(差は当サイトの計算)。
- 中小企業診断士の合格率は第1次23.0%・第2次17.6%。2026年度から口述試験はなし【公式データ10年分】第1次試験(2026年度) 23.0%第2次試験(2025年度) 17.6%第1次試験の合格率は、2026年度が23.0%(受験者17,829人)。2017〜2026年度では21.7%〜42.5%と、年によって大きく違う。
- 管理業務主任者の合格率は約19〜24%。合格点は毎年変わり、2025年度は50問中36問【公式データ10年分】2025年度の合格率 19.6%2025年度の合格基準点 50問中36問2024年度の合格基準点 50問中38問合格率は、2016年度から2025年度まで18.9%〜23.9%の間。2025年度は19.6%(受験者14,435人)だった。
- マンション管理士の合格率は11.0%。2025年度の合格点は50問中42問【公式データ2年分】2025年度の合格率 11.0%2024年度の合格率 12.7%2025年度の合格最低点 50問中42問合格率は、2025年度が11.0%(受験者10,984人)、2024年度が12.7%(受験者10,955人)。公式の資料で確かめられたのはこの2年分だけ。
- 漢検3級の合格率は約5割。回ごと・年度ごとの推移と、2級・準2級との違い【公式データ】2025年度の合格率 49.2%2026年度 第1回の合格率 46.7%2025年度の合格率は49.2%(3回の合計から当サイトで計算)。2022〜2025年度は、年度ごとに48.0%〜49.6%の間。
- 登録販売者の合格率は約4〜5割。2025年度は40.7%で、10年でいちばん低かった【厚生労働省の公式データ10年分】2025年度の合格率 40.7%2024年度の合格率 46.7%全国の合格率は、2016〜2025年度の10年で40.7%〜49.3%の間。2025年度は40.7%(受験者58,996人)で、10年でいちばん低かった。
- 介護福祉士の合格率は70.1%。第38回から「パート合格」が始まった【公式データ5回分】第38回の合格率 70.1%第37回の合格率 78.3%介護福祉士の合格率は、第38回(2026年1月)が70.1%(受験者78,469人)。第35回の84.3%から3回続けて下がっている。
- 保育士試験の合格者は2025年度10,621人。合格率は公式に出ていない。2027年の試験日も【公式データ】2025年度の受験申請者 54,807人2025年度の合格者 10,621人2025年度の保育士試験は、受験申請者54,807人・合格者10,621人(こども家庭庁の発表)。公式に出ているのはこの2つの数字だけで、合格率は出ていない。
- 第一種衛生管理者の合格率は約46%。受けるには労働衛生の実務経験が必要【公式データ】第一種衛生管理者 46.8%第二種衛生管理者 48.7%第一種衛生管理者の合格率は、2025年度が46.8%(受験者66,401人)。2023〜2025年度は46.0〜46.8%で、ほぼ同じ。
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出典