法律・ビジネス
行政書士ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
役所に出す書類(お店を開く許可の申請など)や、契約書のような書類を、人から頼まれて作る人の国家資格です。
どんなときに役に立つ?
- 役所に出す書類や、権利・義務、事実の証明に関する書類を、頼まれてお金をもらって作る仕事は、ほかの法律で決まりがある場合などを除き、行政書士でないとできないと法律で決まっています
- 作った書類を役所に出す手続きを、本人の代わりに行うこともできます
- 書類の作り方についての相談にのることも、行政書士の仕事です
こんな人に向いています
- 役所への申請や書類づくりに関わる仕事をしている人・したい人
- 法律の勉強を何かから始めてみたい人
- 学歴や経験に関係なく、法律の国家資格に挑戦したい人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 年齢・学歴・国籍に関係なく誰でも |
|---|---|
| いつ? | 年に1回、11月の第2日曜日(午後1時〜4時) |
| どんな問題? | 60問の筆記試験。5つから1つを選ぶ問題・言葉を選んで埋める問題と、40字くらいで書く問題がある。法律の問題と、一般的な知識の問題の両方で決まった点を取る必要がある |
| むずかしさ | 合格するのは7人に1人くらい(本試験 2025年度の合格率 14.5%) |
| お金 | 受験料 10,400円 |
| 勉強の目安 | 500〜1,000時間(法律を学んだことがない人が独学で目指すと800〜1,000時間ほどが目安とされます(1日2〜3時間で約1年)。受験指導校や通信講座を使うと300〜500時間ほどで合格レベルに届くとする講座もあります。法律の勉強をしたことがある人や、毎日まとまった時間を取れる人は短く、独学で手探りの人や勉強できる日が少ない人は長くなりがちです。) |
合格までの流れ
- ① 7月下旬〜8月インターネットか郵送で申し込む
- ② 8〜11月勉強する
- ③ 11月全国の試験場から選んだ会場で試験を受ける
- ④ 翌年1月下旬合格発表
- ⑤ 合格のあと都道府県の行政書士会を通して、日本行政書士会連合会に登録すると、行政書士として仕事ができる(合格しただけでは行政書士ではない)
よく出てくる言葉
- 許認可
- お店や事業を始めるときなどに、役所から受ける「やってよい」という許可のこと
- 記述式
- 答えを選ぶのではなく、自分の言葉で文章を書いて答える問題
- 日本行政書士会連合会
- 全国の行政書士会のまとめ役の団体。行政書士の名簿への登録をここで受ける
もっとくわしく
出典: 行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」、行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験実施結果の概要」、行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験合否判定基準」ほか(行政書士のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。