医療・福祉
登録販売者ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
ドラッグストアや薬局で、市販の薬(かぜ薬・痛み止めなど)の多くを売ることができる人の資格です。
どんなときに役に立つ?
- 市販の薬のうち「第2類」「第3類」の薬は、薬剤師か登録販売者がいないと売ることができません
- お客さまに薬の飲み方や注意点を伝えたり、相談にのったりするのも登録販売者の役目です
- どの都道府県で合格しても、全国どこでも有効です
こんな人に向いています
- ドラッグストアや薬局で働いている人・これから働きたい人
- 市販の薬の正しい選び方・使い方を知りたい人
- 学歴や経験に関係なく受けられる資格を探している人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 年齢・学歴・実務経験に関係なく誰でも(2015年度の試験から、学歴や実務経験は要らなくなった) |
|---|---|
| いつ? | 都道府県ごとに、少なくとも年に1回。試験日は都道府県で違う(いくつかの県がまとまって行う地域もある) |
| どんな問題? | 120問・240分の筆記試験。体のしくみ、薬の働き、薬の法律、薬を安全に使うことなど5つの分野から出る。全体で7割くらい正解し、分野ごとにも決まった割合以上の正解が必要 |
| むずかしさ | 合格するのは2〜3人に1人くらい(全国の合計 2025年度の合格率 40.7%) |
| 勉強の目安 | 200〜400時間(医薬品の知識がない人が独学で受ける場合の目安です。ユーキャンとアルクは約400時間(独学・初学者)、スタディングは200〜300時間前後としています。ドラッグストアなどで働いていて医薬品になじみがある人や、講座を使って効率よく進める人は短くなり、まったくの初学者は長めに見ておくと安心です。) |
合格までの流れ
- ① まず受けたい都道府県のホームページで、試験日と申し込みの期間を確かめる(住んでいない都道府県でも受けられる)
- ② 申し込みの期間その都道府県の決まった方法で申し込む
- ③ 試験日都道府県の会場で試験を受ける
- ④ 試験のあと合格発表。合格通知書は、あとの登録の手続きで使うので大切にとっておく
- ⑤ 合格のあと都道府県に「販売従事登録」を申し込んで登録を受けると、登録販売者としてお店で働ける
- ⑥ 働きはじめてからお店の管理者になれる登録販売者になるまでは、薬剤師か、管理者になれる登録販売者の指導のもとで働く
よく出てくる言葉
- 一般用医薬品
- お医者さんの処方せんがなくても、お店で買える薬(市販薬)のこと
- 第2類・第3類医薬品
- 市販薬を、注意の必要さで分けたグループ。登録販売者はこの2つを売れる。いちばん注意が要る「第1類」は薬剤師しか売れない
- 販売従事登録
- 試験に合格した人が、都道府県に申し込んで登録販売者として登録してもらう手続き
もっとくわしく
出典: 厚生労働省「これまでの登録販売者試験実施状況等について」、厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」、厚生労働省「令和6年度登録販売者試験実施状況」ほか(登録販売者のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。