安全・設備
危険物乙4ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
ガソリン・灯油・軽油など、火がつきやすい液体を安全に扱うための国家資格です。
どんなときに役に立つ?
- 一定の量より多い危険物をためたり扱ったりするガソリンスタンド・化学工場・石油のタンク・タンクローリーなどには、危険物取扱者を必ず置かなければいけません
- 免状があると、ガソリン・灯油・軽油などの「第4類」の危険物を自分で扱えます。免状のない人も、免状を持つ人が立ち会えば扱えます
- 危険物を扱う仕事を続けるあいだは、決まった期間ごとに都道府県の講習を受ける決まりがあります
こんな人に向いています
- ガソリンスタンドや工場で働いている人・これから働きたい人
- タンクローリーなどで燃料を運ぶ仕事をしたい人
- 受験資格のいらない国家資格を受けてみたい人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 受験資格はなく、年齢・学歴・経験に関係なく誰でも |
|---|---|
| いつ? | 都道府県ごとに年に何回もある(日程と回数は都道府県で違う。住所に関係なく、好きな都道府県で受けられる) |
| どんな問題? | 5つの答えから1つを選ぶ問題が35問(法令15問・物理と化学10問・危険物の性質と火の消し方10問)。会場でマークシートに答える試験で、2時間。科目ごとに6割以上で合格 |
| むずかしさ | 合格するのは3人に1人くらい(全国の合計 2025年度の合格率 31.9%) |
| お金 | 受験料 5,300円(非課税) |
| 勉強の目安 | 40〜60時間(初学者の目安。高校化学など理系の知識があれば短くなり、化学が苦手な人は長めに見ておく) |
合格までの流れ
- ① 受けたい日を決める消防試験研究センターの「試験日程[全国一覧]」で、受けたい都道府県の試験日と受付期間を確かめる
- ② 受付期間インターネット(電子申請)か受験願書(書面)で申し込む。受付期間は試験日ごとに決まっている
- ③ 試験日選んだ都道府県の会場で試験を受ける
- ④ 合格発表合格者の受験番号が発表され、受けた人全員に結果がハガキで届く
- ⑤ 合格のあと試験を受けた都道府県の支部(東京都は中央試験センター)に免状の交付を申請して、免状をもらう
よく出てくる言葉
- 危険物
- 火事のもとになりやすいため、法律(消防法)で扱い方が決められている物。第1類から第6類に分かれる
- 第4類(引火性液体)
- 火を近づけると燃えだす液体のなかま。ガソリン・灯油・軽油など
- 乙種
- 危険物取扱者の種類の一つ。免状に書かれた類の危険物だけを扱える。ほかに、すべての類を扱える「甲種」などがある
- 免状
- 危険物取扱者であることを示す証明書。試験に受かったあと、申請してもらう
もっとくわしく
出典: 消防試験研究センター「試験実施状況(令和7年4月~令和8年3月)」、消防試験研究センター「試験実施状況(令和8年4月~令和8年8月)」、消防試験研究センター「試験実施状況」(令和元年度~令和6年度の各年度)ほか(危険物乙4のデータのページと同じ)。数字は2026/10/29に確かめたものです。