医療・福祉
介護福祉士ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
体や心の障害で毎日の生活に困っている人に、その人に合った介護をしたり、本人や家族に介護のアドバイスをしたりする人の国家資格です。
どんなときに役に立つ?
- 合格して登録をした人だけが「介護福祉士」と名乗ることができます。登録をしなければ、この名前は使えません
- 介護の知識と技術を持っていることを、国の資格として示せます
- 本人だけでなく、家族に介護のしかたを教えるのも介護福祉士の仕事です
こんな人に向いています
- 介護の仕事をしていて、3年以上の経験と実務者研修がそろう(またはそろう予定の)人
- 介護福祉士の養成施設や福祉系の高校で学んでいる人
- 介護の知識を国の資格として形にしたい人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 次のどれかが必要。介護福祉士の養成施設を卒業する、介護の仕事の経験3年以上と「実務者研修」の修了、福祉系の高校を卒業する、EPA(経済連携協定)で来日して働く、など。介護の仕事の経験3年以上だけでは受けられない |
|---|---|
| いつ? | 年に1回、1月の終わりごろの日曜日(午前と午後) |
| どんな問題? | 125問の筆記試験。5つの答えから選ぶ形が基本。問題はA・B・Cの3つのパートに分かれていて、全体では合格点に届かなくても、パートごとの合格点に届けば、そのパートは次の年と次の次の年は受けなくてよい(パート合格) |
| むずかしさ | 合格するのは半分以上の人(筆記試験 第38回の合格率 70.1%) |
| お金 | 受験料 20,510円 |
| 勉強の目安 | 約250時間(介護の仕事をしながら受験する人の目安です(受けるには実務経験などが必要なので、多くの人は働きながら勉強します)。1日1〜1.5時間なら約半年、3か月で仕上げるなら1日2〜3時間が必要とされています。現場での経験が長い人や、パート合格で一部のパートが免除される人は短くなります。) |
合格までの流れ
- ① 7月下旬〜9月上旬試験センターのホームページからインターネットで申し込む
- ② 9月〜翌年1月勉強する
- ③ 1月の終わりごろ全国35の試験地から選んだ会場で筆記試験を受ける
- ④ 3月合格発表(試験センターのホームページに受験番号が載り、結果が郵送で届く)
- ⑤ 合格のあと申請して登録を受けると、介護福祉士と名乗れる(合格しただけでは介護福祉士ではない)
よく出てくる言葉
- 実務者研修
- 介護の仕事をしている人が受ける、決められた研修。実務経験のルートで受験するには、これを終えていることが必要
- 養成施設
- 介護福祉士になるための勉強をする、国が決めた学校
- パート合格
- 試験をA・B・Cの3つに分け、合格点に届いたパートは次の年と次の次の年の試験で受けなくてよくするしくみ。第38回(2026年1月)から始まった
もっとくわしく
出典: 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」、社会福祉振興・試験センター「令和8年度 第39回試験」、社会福祉振興・試験センター「受験資格(資格取得ルート図)」ほか(介護福祉士のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。