資格の虎

医療・福祉

保育士ってどんな資格?

はじめての人向けに、やさしく説明します

ひとことで言うと

保育園などで子どもの保育をしたり、保護者に子育てのアドバイスをしたりする人の国家資格です。

どんなときに役に立つ?

  • 登録を受けた人が「保育士」の名前を使って、子どもの保育と、保護者への保育のアドバイスを仕事にできると法律(児童福祉法)で決まっています
  • 保育士として働くには、試験に合格したあと、登録をして「保育士証」をもらうことが必要です
  • 保育の学校を出ていなくても、試験に合格すれば保育士の資格を取れます

こんな人に向いています

  • 保育園や子どもの施設で働きたい人
  • 子育ての経験を仕事に生かしたい人(受験資格があれば)
  • 1年に2回のチャンスを使って、科目ごとに少しずつ合格していきたい人

試験をひとことで

だれが受けられる?次のどれかが必要。大学に2年以上通って62単位以上を取った人、短大・高専を卒業した人(見込みも含む)、2年以上の専門学校を卒業した人、高校卒業のあと児童福祉施設で2年以上・2,880時間以上働いた人、学歴に関係なく児童福祉施設で5年以上・7,200時間以上働いた人など
いつ?年に2回。前期は筆記試験が4月・実技試験が6月、後期は筆記試験が10月・実技試験が12月
どんな問題?2段階の試験。まず筆記試験(8科目、科目ごとに合否が決まる)。8科目すべてに合格すると、実技試験(保育の実技。2つの分野を選ぶ)に進める。合格した筆記の科目は、合格した年を含めて3年間有効
お金受験料 12,700円(ほかに事務手数料)
勉強の目安90〜150時間(筆記試験の勉強時間の目安です。実技試験の練習の時間は含みません。科目の得意・不得意で大きく変わり、幼稚園教諭の免許を持っていて一部の科目が免除される人や、前の回で合格した科目がある人(合格した科目は3年間有効)は短くなります。)

合格までの流れ

  1. ① 申し込みの期間インターネット(マイページ)で申し込む(2026年後期は7月。前期の申し込み方法・期間は前の年の12月下旬ごろに発表される)
  2. ② 前期は4月、後期は10月筆記試験(2日間・8科目)を受ける
  3. ③ 筆記試験のあと筆記試験の結果がマイページに出る(郵送はない。2026年後期は11月30日)
  4. ④ 前期は6月、後期は12月筆記試験にすべて合格した人が実技試験を受ける
  5. ⑤ 実技試験のあと結果がマイページに出る
  6. ⑥ 合格のあと都道府県から頼まれた「登録事務処理センター」で登録の手続きをし、保育士証をもらうと保育士として働ける

よく出てくる言葉

科目合格
筆記試験で合格した科目は、合格した年を含めて3年間、次の試験で受けなくてよいしくみ
保育実習実技
実技試験のこと。用意された分野の中から2つを選んで、保育の場面での技術を見てもらう
保育士証
保育士として登録されたことを示す証明書。試験に受かっただけではもらえず、登録が必要

もっとくわしく

出典: 全国保育士養成協議会「保育士試験を受ける方へ」、全国保育士養成協議会「令和8年[後期]受験案内」、全国保育士養成協議会「令和9年 試験日程」ほか(保育士のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。