お金・金融
FP1級ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
税金・保険・年金・不動産・相続など、くらしと仕事のお金の知識をいちばん深く問う、FP技能検定の最上級です。
どんなときに役に立つ?
- 学科と実技の両方に受かると「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗れます。受かっていない人は名乗れないことが法律で決まっています
- FP技能検定は、国(厚生労働大臣)が指定した団体が行う国家検定で、1級はそのいちばん上の級です
こんな人に向いています
- FPの仕事を1年以上していて、2級に受かっている人
- 銀行・保険・証券・不動産などで、お客さんのお金の相談にのる人
- お金の知識をいちばん上の級まで深めたい人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 学科は次のどれか1つ: 2級に受かっていて、FPの仕事の経験が1年以上の人/FPの仕事の経験が5年以上の人/金融渉外技能審査2級に受かっていて、仕事の経験が1年以上の人。実技は、1級の学科に受かった人など |
|---|---|
| いつ? | 学科は年に3回(1月・5月・9月)。実技は、きんざいの面接が年に3回(2月・6月・9〜10月ごろ)、日本FP協会の筆記が年に1回(9月) |
| どんな問題? | 学科は会場で紙に答える試験で、選択肢から選ぶ「基礎編」(150分)と、答えを書く「応用編」(150分)。学科に受かったら実技へ進み、きんざいの面接(決められた例について、面接官の質問に答える)か、日本FP協会の筆記(答えを書く問題)のどちらかを受ける |
| むずかしさ | 合格するのは6〜7人に1人くらい(きんざいの学科 2025年度の合格率 15.5%) |
| お金 | 受験料 学科8,900円・実技はきんざい28,000円/日本FP協会20,000円(非課税) |
| 勉強の目安 | 450〜600時間(学科と実技を合わせて、おおむね450〜600時間(TACは500〜600時間)。ユーキャンでは学科400〜500時間・実技(テキスト中心)50時間程度が目安です。CFP認定者などで学科が免除される人は実技だけなので短くなります。) |
合格までの流れ
- ① 学科の2〜3か月前きんざいのマイページで学科に申し込む(例: 1月の試験は10月下旬〜12月初めに受付)
- ② 1月・5月・9月会場で学科を受け、のちに合格発表
- ③ 学科に受かったらきんざいの面接か、日本FP協会の筆記のどちらかの実技に申し込んで受ける
- ④ 合格のあと学科と実技の両方に受かると1級FP技能士。学科だけ受かったときは、翌々年度の終わりまで学科が免除になる
よく出てくる言葉
- FP(ファイナンシャル・プランナー)
- 家計・保険・年金・税金などをまとめて考え、お金の計画づくりを手伝う人
- 学科と実技
- 学科は知識を問う試験、実技は実際の例をもとに考える試験。両方受かって合格
- 実務経験
- その分野の仕事を実際にしてきた経験。1級を受けるには、決まった年数が必要
- きんざい
- 金融財政事情研究会の略。日本FP協会と並んでFP技能検定を行う団体。1級の学科はきんざいだけが行う
もっとくわしく
出典: 金融財政事情研究会「2026年9月13日実施FP1級(学科)試験の結果について」、金融財政事情研究会「2026年9月~10月実施FP1級(実技)試験の結果について」、金融財政事情研究会「試験結果:2026年1月1級学科試験」(Internet Archive の保存版。今の公式サイトでは見られない)ほか(FP1級のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。