電気・設備
第二種電気工事士ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
家やお店の中の電気の配線工事(コンセントや照明の配線など)をするための国家資格です。
どんなときに役に立つ?
- 一般の家やお店などの屋内の配線や、小さな太陽光発電の設備などの電気工事は、電気工事士の資格がある人がすることが法律(電気工事士法)で決まっています
- 免状を取ったあとに講習を受けて認定を受けると、ビルや工場の設備のうち600V以下の部分の工事(簡易電気工事)もできます
- 一度取れば資格に有効期限はなく、更新もいりません
こんな人に向いています
- 電気工事の会社や設備の仕事で働いている人・これから働きたい人
- 手を動かして物を作るのが好きな人
- 受験資格のいらない国家資格を受けてみたい人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 受験資格はなく、年齢・学歴・経験に関係なく誰でも |
|---|---|
| いつ? | 年に2回(上期・下期)。学科試験は、パソコンで受ける CBT 方式(決められた期間の中から日時を予約)か、紙の筆記方式(決まった日曜日)を選べる。技能試験は土曜か日曜 |
| どんな問題? | 2段階。まず知識を問う「学科試験」(4つの答えから1つを選ぶ。120分。60点以上で合格)。合格すると、持っていった工具と配られた材料で、問題の配線を時間内に作る「技能試験」(40分。作品に欠陥がなければ合格)に進める |
| むずかしさ | 合格するのは半分以上の人(学科 2025年度の合格率 56.6%) |
| お金 | 受験料 11,100円(インターネット申込み。書面は12,500円。非課税) |
| 勉強の目安 | 100〜200時間(電気の知識がない初学者が学科と技能を合わせて合格するまでの目安(技能の練習40〜60時間ほどを含む)。電気の基礎知識があれば短くなる) |
合格までの流れ
- ① 上期は3〜4月・下期は8〜9月電気技術者試験センターのマイページで申し込む。学科を CBT 方式で受ける人は、決められた期間内に会場と日時も予約する
- ② 上期は4〜6月・下期は9〜11月学科試験を受ける(筆記方式は上期5月・下期10月の日曜日)
- ③ 上期は7月・下期は12月学科に合格したら技能試験を受ける。技能に落ちても、次の回と次の次の回は学科が免除になる(申請が必要)
- ④ 上期は8月・下期は翌年1月技能試験の結果発表
- ⑤ 合格のあと住んでいる都道府県に申請して、電気工事士の免状をもらう
よく出てくる言葉
- CBT 方式
- テストセンターのパソコンで答える受け方。決められた期間の中から、会場と日時を自分で選んで予約する
- 技能試験
- 実際に電線や器具をつないで、問題の図のとおりに配線を作る試験
- 欠陥
- 技能試験で、できた作品の不具合(つなぎ方の間違い・ゆるみなど)。一つでもあると不合格
- 免状
- 電気工事士であることを示す証明書。試験に受かったあと、都道府県に申請してもらう
もっとくわしく
出典: 電気技術者試験センター「第二種電気工事士試験の試験結果と推移」、電気技術者試験センター「令和8年度第二種電気工事士上期技能試験の結果について」、電気技術者試験センター「令和8年度第二種電気工事士上期学科試験の結果について」ほか(第二種電気工事士のデータのページと同じ)。数字は2026/10/29に確かめたものです。