会計・経理
簿記2級ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
お店や会社の簿記に加えて、工場でものを作るのにかかった費用の計算も出る、簿記の中級の検定です。
どんなときに役に立つ?
- 日本商工会議所は、2級を「経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ」と説明しています
- 工場などで、ものを作るのにいくらかかったかを計算するやり方(原価計算)が分かるようになります
- 2級以上を出願の条件や点数の上乗せに使う大学の入試が、国公立・私立ともにあります(くわしくは各大学の募集要項で確かめる)
こんな人に向いています
- 経理(会社のお金の記録をする仕事)で働いている人・働きたい人
- 3級に受かって、次の段階に進みたい人
- ものを作る会社で、費用の計算にかかわる人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 年齢・学歴に関係なく誰でも(3級に受かっていなくても受けられる) |
|---|---|
| いつ? | 会場で紙で受ける統一試験は年に3回(6月・11月・2月)。ネット試験はテストセンターのパソコンで、会場が決めた日にほぼいつでも(統一試験の前後などに休みの期間あり) |
| どんな問題? | 商業簿記と工業簿記の問題が5題以内で90分。会場で紙の冊子に書く統一試験と、テストセンターのパソコンで答えるネット試験のどちらかで受ける |
| むずかしさ | 合格するのは6〜7人に1人くらい(統一試験 第173回の合格率 15.1%) |
| お金 | 受験料 5,500円(ネット試験はインターネット申込で事務手数料550円) |
| 勉強の目安 | 150〜350時間(簿記3級レベルの知識がある人の目安。講座利用なら短め、独学だと長め。簿記を初めて学ぶ場合は300〜500時間ほど) |
合格までの流れ
- ① 統一試験の2〜3か月前受けたい地域の商工会議所に申し込む(申込の時期とやり方は商工会議所ごとに違う)
- ② ネット試験なら好きな時期申込専用ページか会場で、日時と会場を選んで予約する
- ③ 6月・11月・2月(統一試験)会場で試験を受ける。ネット試験は予約した日に受ける
- ④ 試験のあとネット試験は終わってすぐ結果が分かる。統一試験は商工会議所ごとに後日発表
よく出てくる言葉
- 商業簿記
- ものを仕入れて売るお店や会社の取引を記録する簿記
- 工業簿記
- 工場でものを作る会社の簿記。材料代や人の手間などの費用を記録する
- 原価計算
- 1つの品物を作るのに、いくらかかったかを計算すること
- ネット試験
- テストセンターのパソコンで受ける試験。紙の試験と内容は同じ
もっとくわしく
出典: 日本商工会議所「受験者データ」、日本商工会議所「簿記 試験科目・注意事項(2級)」、日本商工会議所「2026年度試験日程カレンダー」ほか(簿記2級のデータのページと同じ)。数字は2026/10/29に確かめたものです。