IT・情報
応用情報ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
ITを使ったサービスやシステムを作る人に向けて、基本情報技術者試験の次の段階の、応用的な知識と力を問う国の試験です。
どんなときに役に立つ?
- 合格すると、中小企業診断士の第1次試験の科目の一部と、弁理士の論文式筆記試験の選択科目(理工Ⅴ(情報))が免除されます
- 警察庁の技術系の職員(サイバー採用・情報処理技術者採用)では、この試験などの合格が応募の条件になっています
- 合格してから2年間、上の段階の試験(高度試験・情報処理安全確保支援士試験)の科目A-1が免除されます
- 教員資格認定試験(高等学校(情報))では、合格が受験資格の一つになります
こんな人に向いています
- ITの仕事をしていて、基本情報の次の段階に進みたい人
- システムづくりの全体(計画・管理・情報の守り方など)を学びたい人
- ITの上の段階の試験を目指している人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 受験の条件(年齢・学歴・仕事の経験など)は、IPA の案内に書かれていません。申し込めるのは前期・後期それぞれ1回だけです |
|---|---|
| いつ? | 2026年度は前期・後期の年2回。決まった期間の中から、会場と日時を選んで予約(前期: 科目A 10月28日〜11月10日・科目B 11月24日〜12月6日。後期: 科目A 2027年2月6日〜19日・科目B 3月3日〜15日) |
| どんな問題? | 科目A(4つから1つを選ぶ問題80問・150分)と科目B(11問から5問を選んで、文章で答える・150分)を、別の日に受ける。試験会場のパソコンで答える試験。体の不自由などでパソコンで受けられない人のために、紙で答える方式もあります。2027年度から新しい制度に移る予定です |
| むずかしさ | 合格するのは4人に1人くらい(筆記試験 2025年度 秋期の合格率 24.5%) |
| お金 | 受験料 7,500円 |
| 勉強の目安 | 200〜500時間(ITの実務経験がある人や基本情報技術者試験の合格者なら200時間程度が目安です。IT未経験の初学者は300〜500時間ほどかかるとされます。) |
合格までの流れ
- ① 後期は2027年1月27日〜2月16日IPA の申込みページから、インターネットで申し込む。このとき科目Aと科目Bの日時を一緒に予約する
- ② 2027年2月6日〜19日のうち予約した日科目Aを受ける(受験票は届かないので、本人確認の書類を持っていく)
- ③ 2027年3月3日〜15日のうち予約した日科目Bを受ける
- ④ 2027年6月ごろ(予定)合格発表(前期の分は2027年2月ごろの予定)
よく出てくる言葉
- 科目A・科目B
- 科目Aは知識を問う選ぶ問題、科目Bは文章で答える問題。科目Aが決まった点に届かないと、科目Bは採点されない
- 記述式
- 答えを選ぶのではなく、言葉や文で書いて(入力して)答える問題
- 高度試験
- IPA の試験のうち、応用情報より上の段階の専門的な試験
もっとくわしく
出典: IPA「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 推移表(平成21年度春期以降)」、IPA「合格発表日、合格証書発送日、官報公示日」、IPA「令和7年度秋期…合格発表について」ほか(応用情報のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。