会計・経理
簿記1級ってどんな資格?
はじめての人向けに、やさしく説明します
ひとことで言うと
会社の会計のルールや法律をふまえた、高度な簿記・会計・原価計算を問う、日商簿記のいちばん上の級です。
どんなときに役に立つ?
- 1級に合格すると、税理士試験を受ける資格が得られます
- 日本商工会議所は、1級を公認会計士や税理士などの国家資格への入り口と位置づけています
- 会計のルールや法律をふまえて、会社の成績を分析したり経営に役立てたりする力を問うレベルだと、主催団体は説明しています
こんな人に向いています
- 税理士や公認会計士を目指している人
- 経理(会社のお金の記録をする仕事)で、より深い知識が必要な人
- 簿記2級に受かって、いちばん上を目指したい人
試験をひとことで
| だれが受けられる? | 年齢・学歴に関係なく誰でも(2級に受かっていなくても受けられる) |
|---|---|
| いつ? | 年に2回、6月と11月(2月の回は2級・3級だけで、1級はない) |
| どんな問題? | 「商業簿記・会計学」90分と「工業簿記・原価計算」90分の2つ(間に休憩あり)。会場で紙に書く試験だけで、ネット試験はない。合計で7割以上、しかも1科目ごとに4割以上が必要 |
| むずかしさ | 合格するのは4〜5人に1人くらい(統一試験 第173回の合格率 21.2%) |
| お金 | 受験料 8,800円 |
| 勉強の目安 | 400〜800時間(簿記2級に合格したレベルの人が講座を使う場合の目安です。独学だと長くなり(スタディングは500〜700時間、ユーキャンは独学なら1,000〜2,000時間)、簿記をゼロから始める場合は800〜1,500時間ほどかかるとされます。) |
合格までの流れ
- ① 試験の2か月前ごろ受けたい地域の商工会議所に申し込む(申込の時期とやり方は商工会議所ごとに違う)
- ② 6月・11月会場で試験を受ける(朝9時開始。前半だけ・後半だけの受験はできない)
- ③ 試験のあと合格発表(日にちとやり方は申し込んだ商工会議所ごとに違う)
- ④ 合格のあと税理士を目指すなら、合格を受験資格にして税理士試験に申し込める
よく出てくる言葉
- 会計学
- 会社のお金の記録を、どんなルールでまとめて外に見せるかを学ぶもの
- 原価計算
- 1つの品物を作るのに、いくらかかったかを計算すること
- 受験資格
- その試験を受けるために必要な条件
もっとくわしく
出典: 日本商工会議所「受験者データ」、日本商工会議所「1級の過去のデータ(統一試験)」、日本商工会議所「簿記1級」ほか(簿記1級のデータのページと同じ)。数字は2026/11/01に確かめたものです。